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DATAFLUCTら、自動車通勤CO2排出量可視化サービス開発。従業員の行動変容に貢献

Techable / 2023年5月25日 16時0分

自動車の運転で最も多くのCO2を排出するシーンの一つが「渋滞」です。

日本のCO2排出量のうち17.7%を占める運輸部門の排出量の低減に繋がるとして、国土交通省や地方自治体は、環境負荷の低い通勤方法を促進する「エコ通勤」を推進しています。

そんな中、株式会社DATAFLUCT(以下、DATAFLUCT)とパイオニア株式会社は、自動車通勤のCO2排出量を可視化し削減を支援するシステム「becoz drive for employee」を共同開発しました。

同システムは、公共交通機関での通勤が難しい場所に拠点を構える企業や、「脱炭素先行地域」への選定を目指す自治体による利用を想定。電車・バスなどで進むエコ通勤を自動車にも広げることを目指すほか、時差出勤による従業員の働き方改革にも貢献します。

パイオニアのプラットフォームと連携

今回発表された「becoz drive for employee」は、DATAFLUCTの事業群「becoz」と、パイオニアのエネルギー効率推定技術(燃費/電力消費率)を活用したCO2排出削減支援クラウドプラットフォーム「Piomatix for Green」を組み合わせる形で開発されました。

「becoz drive for employee」では、専用のスマートフォンアプリで取得したドライブGPSデータをもとに、Piomatix for GreenがCO2排出量やガソリン消費量を計算します。

インセンティブ要素も導入されており、渋滞を回避しやすい時間帯に通勤したり、独自に定義されたエコドライブ度を評価する「エコドライブ指数」で規定点数以上を獲得したりすることで、ポイントなどが付与されます。

付与されたポイントは、企業の福利厚生サービスとして割引券やクーポンに交換できるとのこと。

従業員に「渋滞のないエコで快適な通勤時間を選ぶ」ことを促すことで、「雇用者の通勤(スコープ3、カテゴリ7)」の可視化と削減をサポートします。

「環境価値の流通」を実現するための事業群を開発中

DATAFLUCTは、CO2削減行動を評価し、ポイントなどの価値に変換する仕組みを「環境価値の流通」と定義し、その実現に向けた事業群「becoz」の開発を進めています。

「becoz」ではデータサイエンスの力でモノやサービスの環境価値を可視化し、生活者を含むあらゆるステークホルダーの環境に配慮した行動を促進します。

参考元①:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000809.000005670.html

参考元②:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000046062.html

becoz公式サイト:https://becoz.ai/

(文・S.Inosita)

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