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大谷翔平、判定に不満露わでも「最も礼儀正しいアスリートかも」 2三振でリアクションに米注目

THE ANSWER / 2024年5月16日 16時33分

ジャイアンツ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■敵地ジャイアンツ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、敵地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1四球だったが、チームは1-4で敗れた。3回の第2打席、7回の第4打席ではそれぞれ微妙な判定で見逃し三振に倒れ、納得できない様子も見せた。

 3回先頭の第2打席。大谷はカウント1-2から、相手先発ウェブの低めスライダーを見送った。際どい高さだったがストライク判定。見逃し三振となり、大谷はやや納得いかないような反応も見せていた。

 米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」のダルトン・ジョンソン記者は、自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは私が近くにいた選手の中で最も礼儀正しいスターアスリートかもしれない」と敬意をつづりながら、第2打席の様子を「彼はローガン・ウェブとの対戦で喫した三振のうち2つのストライク判定に納得していなかった」と大谷のリアクションに注目した。

 礼儀正しい大谷が不満を見せたことが珍しかったのか、はたまたリアクションを最小限に抑えたことへの称賛だったのか。大谷は7回2死一塁の第4打席でも、外角高めに自信をもって見送ったがストライク判定。またも見逃し三振となった。この場面も大谷は納得いかない反応を見せたが、ハンター・ウェンデルステッド球審はマスクを脱ぎ、何かを言い返すシーンもあった。

 ジョンソン記者が別の投稿で「ドジャースはオオタニが(3打席目に)中前打を放つまで18打席ヒットがなかった」ともつづったように、なかなかチームが得点できない展開だった。そんな中で、大谷は厳しい判定にも負けずマルチ安打。打率を.364に上げている。(THE ANSWER編集部)

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