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ピューリッツァー賞作家 ハリウッドの〝多様性重視〟を批判「ゴミ」「愚かな基準」

東スポWEB / 2024年4月23日 13時28分

デヴィッド・マメット氏(ロイター)

米カリスマ脚本家デヴィッド・マメット氏(76)が先週末、ロサンゼルスで講演し、ハリウッドで進む〝多様性重視〟の傾向について、「全体主義的なファシズムにつながる」と猛批判した。

同市で21日に開催された「ロサンゼルス・タイムズ書籍フェスティバル2024」でマメット氏は、米映画産業が取り組むDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン=多様性、公平性、帰属意識)を「ゴミ」と一蹴。

米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが導入した作品賞部門の対象となる映画の選考基準について特に不満を示したマメット氏は、映画作りで「7%のあれの要素、8%のこれの要素がなければダメとかいう愚かな基準は邪魔なだけだ」とバッサリ切り捨てた。

その理由について同氏は、ハリウッドが「社会の差別意識改善を訴える役割なんて、それが消防署の役割じゃないのと同じ」と言ってのけた。

マメット氏はハリウッドに関わった40年を振り返った自伝の出版を記念して同イベントで講演。同氏は映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1981年)や「評決」(82年)、「アンタッチャブル」(87年)、「ハンニバル」(2001年)などの脚本で知られ、現代米演劇界を代表する劇作家の1人でもある。

アル・パチーノ主演の「摩天楼を夢みて」(92年)の原作となったマメット氏の戯曲「グレンギャリー・グレンロス」はピューリッツァー賞を受賞している。

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