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【阪神】村上頌樹が2敗 失策からみの2失点も…逆に謝罪「中野さんに申し訳ない」

東スポWEB / 2024年5月7日 23時3分

5回に2点目を失い、渋い表情の阪神・村上頌樹

無援護のまま無念の降板――。阪神・村上頌樹投手(25)は7日の広島戦(甲子園)に7回2失点(自責点0)という内容でも、チームが0―2で敗戦し、今季2敗目(2勝)を喫した。

「勝てなかったので、それがダメかな。勝てなかったのはチームに貢献できていないということ。反省です」

とはいえ、誰も村上を責めることはできないだろう。初回、先頭・秋山に右翼線二塁打を許すなど、一死三塁から小園の中犠飛で先制点を献上。ただ、二塁手・中野の失策が絡んで自責はつかなかった。

5回は二死一、二塁から秋山に左前適時打を浴びたが、こちらも中野の失策による走者が生還しており、自責点とはならなかった。

「(味方の失策を)カバーできなかったのが一番の反省点。中野さんに申し訳ない」。仲間のミスを全員でカバーすることが団体競技の醍醐味ではある。ただ、打線の援護もなしではあまりにも気の毒だった。

岡田監督は6回の攻撃で、先頭打者の村上に代打を送らなかった。「自責ゼロやからなあ…。そんなん代えられへんよ。誰も(次の投手を)用意さしてない」と村上の力投をリスペクトし、野手に奮起を促した。だが、この日はカープの投手力が阪神打線を上回った。

結果としては黒星だった。それでも、村上は投手としての能力の高さを数字で示した。試合前時点でリーグトップだった防御率1・06の数字は0・88となった。

昨季はリーグMVPと新人王をダブル受賞。〝2年目のジンクス〟を心配する声もあったが、現時点では期待通りの投球を見せている。悔しさを糧に村上は、一回りスケールの大きい投手に成長するのか。虎党にとっても今後が楽しみになる右腕の奮投だった。

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