【ソフトバンク】有原航平 ８回自責０の好投「味方のミスをカバーできず申し訳ない」

ソフトバンク・有原航平

首位を快走するソフトバンクは７日の日本ハム戦（みずほペイペイ）に延長１２回の末、２―１のサヨナラ勝ちを収めた。最後は無死満塁から代打・周東の犠飛で決着。貯金を今季最多タイの１２に戻し、２位とのゲーム差を４・５に広げた。

大黒柱がこの日も貫禄を示した。有原航平投手（３１）が今季自身最多１１６球を投じて、８回１失点（自責０）の好投。５試合連続で７イニング以上を投げ切る安定感が光った。防御率は１・９７に改善。右腕は「初回の味方のミスをカバーすることができなかったのが申し訳ない。２回以降は何度も野手の方に助けてもらい、８回まで投げ切ることができた。３つの四球は反省して、次も頑張ります」と語った。

この日の登板で通算１０００投球回を達成した有原。開幕から好調なチームを支える投手陣にあって、ここまで挙げている３勝という星勘定以上に貢献度が際立っている。６試合に投げて４５回２／３は、７日時点でリーグ最多。昨年不在だったシーズン序盤に、先発陣を力強くけん引している。