水原一平事件のTVシリーズ化を発表 ハリウッド本腰で「大谷翔平役は?」の声
東スポWEB / 2024年5月10日 10時41分
ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平被告(39)をめぐるギャンブルスキャンダルがテレビシリーズ化されることが発表された。全米最高峰の演劇賞であるトニー賞常連のらつ腕プロデューサーらが手掛ける壮大ドラマで、早くも大きな話題となっている。
制作を担当するのは米大手映画会社「ライオンズゲート」のテレビ部門。大谷がメジャー移籍後、スター選手に上り詰め、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)契約を結んだ後、違法賭博の借金返済のために通訳の水原被告が大谷から1697万5010ドル(約26億4000万円)を盗み、事件が発覚し裁判にかけられるまでの一連の流れをドラマ化する予定だという。
同シリーズのプロデューサーは人気ミュージカル「ブック・オブ・モルモン」や「レーズン・イン・ザ・サン(邦題=陽なたの干し葡萄)」で知られるトニー賞13回受賞者のスコット・デルマン氏と米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」の元編集者で、長年野球取材の経験があるスポーツジャーナリストのアルバート・チェン氏が担当。デルマン氏は「大胆で限界を押し広げるシリーズを制作してきた強力な実績を持つライオンズゲート・テレビジョンは、この信じられないような物語をスクリーンに映し出すのに最適なパートナーです。アルバートの幅広いスポーツジャーナリズムの経歴は、世界の舞台で起こった衝撃の出来事の点と点を結びつけ、この驚く展開を理解させてくれるでしょう」とコメントした。
チェン氏も「これはピート・ローズ以来、メジャーリーグ野球最大のスポーツ賭博スキャンダルであり、その中心にいるのは、大リーグが高い希望を抱く最大のスター選手。私たちは信頼、裏切り、そして富と名声における罠の物語の核心に迫ります」と抱負を述べた。
水原被告のスキャンダルは唯一無二のスーパースターを巻き込んだだけにハリウッドや出版界も大注目。そんな中、アカデミー賞を受賞した「ラ・ラ・ランド」など人気映画やドラマを制作している「ライオンズゲート」が先手を打った格好だ。SNSなどでは「なんてこった」「見るのが待ちきれない」「こんなの誰も見たくない」「なんて早い展開」「最初からこの展開を狙っていたのではないか」「お金の無駄だよ」「絶対に見る」「大谷翔平役は?」など賛否両論の意見が飛び交っている。
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