1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人】小林誠司 〝ライバル〟大城卓三への思い「帰ってくるまでは一生懸命頑張るだけ」

東スポWEB / 2024年5月10日 21時59分

手を振る小林誠司

巨人の小林誠司捕手(34)が10日のヤクルト戦(神宮)に「7番・捕手」で先発出場し、7回に自身約3年ぶりとなる今季1号ソロを放った。

小林は1―0で迎えた7回一死走者なしの場面で相手先発ヤフーレが投じた6球目・チェンジアップをうまく捉えると、打球は放物線を描いて左翼スタンドへ。ここまで無失点と好投を続けていた戸郷へ貴重な援護点をプレゼントした。

ベンチでは秋広ら後輩も満面の笑みを浮かべながら小林の帰還を歓迎。2021年9月12日の広島戦以来の快音に
小林も「チーム全員、なにより戸郷が頑張ってくれていたので、何とか追加点を、と思って振りぬきました。最高の結果になって良かったです」と喜びをあらわにした。

昨季は3番手の捕手に甘んじていた小林だったが、今季は投手陣の大黒柱・菅野との〝スガコババッテリー〟復活とともに先発マスクをかぶる機会も増加。定評のある高い守備力に加え、打撃面でも上昇気配を見せ続けているが、再調整のため二軍で汗を流す同僚にしてライバル・大城卓に対しての熱い思いも内に秘めていた。

「みんな全力でやっていますし。やっぱり一番はチームで勝つこと。(大城)卓三含めて、全員でね。ジャイアンツが強くなれるように、また投手と一緒に強いバッテリーを組めるように…。そこを共有しながら、僕も含めてすけど、いい結果を出せるような準備ができたらなと思うんで。ライバルとは言えチームメートなので、一番はやっぱりチームのためにできることっていうか。その辺は変わらず、卓三がまた帰ってくるまでは僕は一生懸命頑張るだけなので、帰ってきたときにはいつもしっかり頑張ってくれると思うので」(小林)

1枠と限られた正捕手の座を争うライバルながら、優勝という一つの目標のために切磋琢磨し合う後輩捕手への思いを、涙目にも見える表情で言葉を選びながら語った小林。大城卓が戻る日まで、熱い思いを胸に攻守でチームを引っ張っていく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください