AIで何をしたらいいか思いつかない人の"ツール" 数週間要していた動画作成が、数分でできる
東洋経済オンライン / 2024年4月7日 13時0分
ChatGPTをはじめとした「生成AI」が話題になってきてもう1年以上が経過しました。
【画像】Chromeの拡張機能に追加すれば、開いているウェブサイトの要約動画の作成が「ボタン一つ」で可能
体感として、仕事でバリバリ活用している人と、まだ手を出してない人の間には大きな溝ができてしまっている気がします。
「まずは体験する」がその溝を埋めるのに一番早いのですが、その第一歩を踏み出すのが一番難しかったりします。
まずは「AIツールを使ってもらう」
僕はGMOインターネットグループというIT系の企業で「AI活用推進」のプロジェクトに現在携わっています。
その取り組みの1つとして、まずは「AIツールを使ってもらう」事を目的として、AIツールに相談していいことを条件にした「AIテスト」を企画実行しました。
このテストの問題の多くは、事前の知識がなくとも、AIに適切に相談することで正解を得られるものです。そして、一定以上の点数をとり合格することを義務付けています。
また、自由記述の課題として、AIで任意のテキストを生成する問題も設定しました。
合格・課題提出までの過程で、今までAIツールを使っていなかった人は、AIに相談することで簡単に課題が解決できるという「体験」ができるというワケです。
その効果はてきめんで、AI活用に関する話題が、日常の雑談でも出てくる頻度が多くなり、業務効率化の為のAI活用に関する意識も短期間で向上しました。
僕は、AIの活用の第一歩を始めるには「なにより1回、体験してもらう事が早い」と考えています。そこで、今回は気軽に最先端のAI技術が体験できる「NoLang」というAIツールを紹介してみようと思います。
NoLangは、入力欄にテキストを入力すると、AIナレーション付きの解説動画を生成するサービスです。
使い方は説明するまでもないくらい簡単。NoLangのサイトにアクセスしてGoogleアカウントでユーザー登録をするだけ。早速「ChatGPTを含む生成AIのビジネスパーソンの活用方法」と入力してみました。
すると、数秒で「生成AIのビジネス活用術」という解説動画を生成してくれました。
内容構成もバランスが取れたもので、活用事例の紹介だけではなく、活用する際の注意点にまで訴求した動画を生成してくれます。
このツールの特徴は、AIに生成させるための「おまじない」(プロンプトと呼ばれます)を使いこなすスキルに関係なく、自分が気になることを短文で入力するだけで、テキストに応じた解説動画を生成してくれることです。
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