1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

「タウンエース」キャンパー軽モデル超えなるか レクビィ「コット/ホビクル タウンランダー」

東洋経済オンライン / 2024年4月30日 12時40分

さらに2列目シートの後方左側にも、停車時に着座できるリアシートを配置。その後方、室内最後尾の左サイドには冷蔵庫などを収納し、コンロ台にもなるキャビネットも装備する。同じく、室内最後尾の右サイドには、丸型シンクを備えるキッチン。それらの間には、脱着式カウンターもセットでき、料理などをする際に便利だ。

就寝時には、2列目シートの背もたれを倒し、付属の分割式ベッドマットを敷きつめれば、フラットなベッドにもなる。ベッドサイズは1800mm×1200mmで、大人2名が横になれるスペースを確保する。なお、運転席と助手席の背もたれを前に倒しセットする前席背面マット(オプション)も備えれば、より快適な空間を作り出すこともできる。

ほかにも、このモデルは、エンジン停車中に家電製品などの電源となる100Ahのリチウムイオンバッテリー、室内を暖めるFFヒーターなど、本格的キャンピングカー並みの装備が満載だ。また、吸音/遮音/制振材、熱反射シート、断熱シートを3段重ねにした独自の薄型シートを壁面内側などに採用。室内へ外からの熱や音、振動などが伝わりにくく、季節を問わない快適な室内空間に貢献する。

価格(税込み)は、標準装備車の場合で、ガソリン車2WDが470万8000円、ガソリン車4WDが495万1100円。また、専用ホイールや外装のオリジナル塗装とデカール、200Wのソーラーパネルなどのオプションを装備した展示車の場合では627万660円となっている。

男性をターゲットにした「ホビクル タウンランダー」

一方のホビクル タウンランダー。このモデルは、キャンピングカーのエントリーモデルとして開発し、シンプルで拡張性の高い装備などが特徴のモデルだ。主なターゲットは男性ユーザーで、外装にはグレーとホワイトのツートンカラー、それにブラックの差し色をマッチングしていることがポイント。ボディサイズはコットと同じ全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mmで、こちらも外観フォルムはほぼノーマルのままだ。なお、展示車のベースはタウンエース バンのGLグレード(4WD)で、8ナンバーのキャンピングカー登録車、乗車定員5名/就寝定員2名というスペックも、コットと同様だ。

このモデルの大きな特徴は、上・中・下段にセットできるベッドだろう。室内後方に独自の「ベッドレール・エクステンドスライダー」を採用することで、ベッドマットの高さ調整を可能とする。また、ベッドを展開しないときは、分割式ベッドを活用し3段式の棚にすることも可能。荷物の大きさなどに応じたアレンジもできる。なお、ベッドマットには、高い剛性を持ちつつ軽さも両立する素材を採用。ベッドには帆布風の難燃生地を使うことで、高い耐久性なども実現する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください