「紅麹問題」で再浮上、"サプリ"は本当に安全か? あなたの飲んでるサプリメント、本当に大丈夫?
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 11時0分
70万部の大ベストセラー『食品の裏側』の著者、安部司氏が開発した8万部突破のレシピ集『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』に続き、『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん2 ベスト107レシピ』が発売され、発売7日で増刷するなど反響を呼んでいる。
【図でひと目でわかる】混同している人があまりに多い!小林製薬「紅麹問題」"3つの超基本"
『食品の裏側』発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、安部氏が自ら15年かけて開発した膨大なレシピノートの中から、「簡単に時短に作れるレシピ」を厳選したレシピ集だ。
いまなお食品添加物の現状や食生活の危機をメディア等で訴え続けている安部氏が小林製薬「紅麹問題」で再浮上する「"サプリメント"は本当に安全なのか?」について語る。
*このシリーズの1回目➡「紅麹問題」は"3つの基本、混同してる"人が多すぎだ
*このシリーズの2回目➡小林製薬「紅麹問題」結局、何がマズかったのか?
後を絶たない「サプリメントの自主回収」
みなさんは「サプリメント」を飲んでいますか? 日本人はみんな、サプリメントが好きです。
手軽に飲めて、健康を増進してくれるイメージのあるサプリメントですが、サプリメントは果たして安全なのでしょうか。
今回、死者まで出した「紅麹コレステヘルプ」が即刻回収になったのは当然のことですが、これ以外にも、過去に健康を害するおそれがあるとしてサプリメントが回収になった例は何例もあります。
前回、前々回記事では、「紅麹とベニコウジ色素の違い」「麹の取り扱いの難しさ」という見地から「紅麹コレステヘルプ」問題について述べさせていただきました。
ここでは「紅麹コレステヘルプ」というサプリメントが、なぜ事故を起こしたのか、「サプリメントの安全性」について考えていきたいと思います。
長年、食品加工の現場で仕事をしてきた私にすれば、「サプリメントの自主回収があった」と聞いてもとくに珍しいとは思わず、「またか」と思ってしまうぐらいです。
「アガリクス」は「発がん性がある」と注意喚起
たとえば、「アガリクス」というキノコを用いたサプリメントがそうです。
アガリクスには、抗腫瘍効果や血糖値降下作用などがあるとされるため、がんの予防目的などで飲まれています。
ところが、2006年にこの「アガリクス」のサプリメントが自主回収となっています。
この記事に関連するニュース
-
小林製薬は企業体質を変えなければ存続不可(有森隆)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月23日 9時26分
-
小林製薬の「紅麹」問題、日本人のサプリ離れのキッカケになるか?
財経新聞 / 2024年5月8日 10時3分
-
平気で「サプリを飲む人」が知らない怖すぎる真実 実は「サプリ原因の健康被害」は少なくない
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 12時20分
-
小林製薬「紅麹問題」結局、何がマズかったのか? "添加物のプロ"が解説「根本原因」はここにある
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 13時1分
-
「紅麹問題」"3つの基本、混同してる"人が多すぎだ "添加物のプロ"が明かす「問題の本質」は?
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 13時0分
ランキング
-
1ベーコンを冷凍すると「くっついちゃう」という方へ…この方法なら大丈夫!ニチレイフーズが紹介する裏ワザ
まいどなニュース / 2024年5月27日 16時30分
-
2この筋肉を使うだけで脂肪がガンガン燃える…スラっとした体型の人が「毎日1分間だけ」やっていること
プレジデントオンライン / 2024年5月27日 9時15分
-
3「ガムテープ」も駆除に有効、白い洗濯物には注意 各地で大量発生するカメムシの対処法は
産経ニュース / 2024年5月27日 13時45分
-
4日産「新型ノート“SUV”」世界初公開へ! まさに「小さな高級車」な豪華仕様! 精悍グリル採用の「AUTECH CROSSOVER」どんなクルマに?
くるまのニュース / 2024年5月26日 6時10分
-
5若返りも期待「夕食後16時間は食べません」医師が実践する食事法で腸内環境が改善
週刊女性PRIME / 2024年5月27日 6時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください