1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「偉ぶる」ダメなリーダー、7つの見極めポイント 押さえたい大事なミッションはたった2つだけ

東洋経済オンライン / 2024年5月17日 16時0分

(イラスト:『リーダー1年目のマネジメント大全』より)

新年度を機に、昇進してマネジメントを任されることになった人、初めて部下ができた人、無我夢中で約2カ月を過ごして、そろそろ「マネジメントって何をどうすることなんだろう?」「どうやら自分はリーダーに向いていないかもしれない」など、さまざまな疑問や葛藤を抱える時期ではないでしょうか。

本稿では、入社3年目から約20年にわたってリーダーとしてのキャリアを歩み続け、数々の修羅場をくぐり抜けてきた木部智之氏の最新刊『リーダー1年目のマネジメント大全』から一部を抜粋し、新米リーダーが最速で結果を出すための仕事術を3回にわたってお伝えします。今回は1回目です。

いないとチームはまとまらない

突然ですが質問です。「リーダー」とは一体何でしょうか?

【イラストで見る】リーダーはチームを束ねてビジネスの成果を出す

リーダー、マネージャー、部長、課長、管理職など呼び方はいろいろありますが、役割は基本的に一緒です。組織やチームのトップとなる人のことをリーダーと呼びます。

では、なぜリーダーが必要なのでしょうか。この問いに答えるためには、リーダーがいなかったらどうなるかを想像してみるといいでしょう。

もしリーダーがいなければ、組織・チームの仕事はバラバラになってしまいます。

メンバーが方向性や足並みを揃えずにそれぞれの仕事をしてしまい、やりたいことをやりたいようにやるでしょう。サボるメンバーも出てくるかもしれません。これでは組織・チームとして十分な成果を上げることはできません。

リーダーは、チームに指針を示し、メンバーの力を束ねて、チームとしてのビジネス成果を出していかなければいけません。

これは歴史を振り返ってみても明らかです。

戦国時代の武将がまさにリーダーです。武将の指示によって兵が動き、声のかけ方1つで士気が高まったり、逆に落ちたりと、武将次第で戦の勝ち負けが決まるのが定石でした。ビジネスリーダーもこれと同じなのです。

リーダーは会社から期待されている

「マネジメントの父」とも呼ばれた有名な経営学者・社会学者、P.F.ドラッカーは、マネージャー(リーダー)を「組織の成果に責任を持つ者」と定義しました。

こういわれても、リーダー1年目のあなたには、ピンとこないかもしれません。

でも、安心してください。実は、私もそうでした。むしろ、リーダー1年目のときは、そんなことを考える余裕すらなかった、というのが正直なところです。

あなたはすでに、十分優秀な人材です。あなたがリーダーに任命されたということは、あなたの能力と活躍に会社が期待しているということ。不安はあると思いますが、自分は期待されているのだということも、モチベーションにしていただければと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください