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日曜から関東〜東海沿岸で”うねり”注意 台風13号影響で

ウェザーニュース / 2018年8月4日 20時30分

ウェザーニュース

日本の南で台風13号が発達しながら北上中。列島に向かっています。陸地からは遠いものの、太平洋側の海上・海岸付近では徐々に”うねり”が出始める恐れがあります。

遠くから伝わってくる「うねり」

普通の波(風浪)は【その場】で吹く風によってできる波のことです。風が強ければ高くなり、波長は短い波に。波長が短いのですぐに崩れやすい波となります。台風接近時の名高い波がこれにあたります。

一方で、”うねり”は【離れた場所(遠く)】の発達した風浪が、余波となって伝わって来た波のことです。遠くから伝わってくるので、波長が一定で長く丸みを帯びた波になります。見た目で気づきにくく、崩れにくい波になります。

岸の近くで急に波が高くなる事も

見た目で気づきにくい「うねり」が陸近くの浅い海域に達すると、豹変することがあります。

海底の摩擦の影響で「うねり」の前方にブレーキがかかり、「うねり」の後方が追いついて波長が短くなる一方、波が急激に高まるのです。

海底が浅くなるほど、高まりが傾向が強くなって、波頭が崩れて覆いかぶさるように岸に打ち寄せます。

晴れていても油断してはいけない

一番の注意すべきポイントは、”晴れていて”、”風がない”穏やかな状況でうねりがやってくるということです。

天気は海のレジャーにもってこいでも、じつは海岸近くは隠れた危険が潜んでいます。

本格的なうねりは週明けの6日(月)から関東から東海を中心とした沿岸にやってくると予想されていますが、場所によっては早めに影響がで始めるところも。

明日5日は日曜日、夏休みということも合って多くのみなさんが海辺に出かけられると思います。海水浴場などの情報を必ず確認して海に入るようお願いします。

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