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楽観視という報道も…バルサ、今夏加入のケシエとクリステンセンが即退団の可能性…選手登録は未だ認められず

超ワールドサッカー / 2022年8月11日 22時25分

写真:Getty Images

クラブの財政難、そしてサラリーキャップ抵触による選手の登録問題で揺れるバルセロナだが、最悪の事態が待っている可能性がある。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

今夏はFWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFジュール・クンデ、MFフランク・ケシエ、DFアンドレアス・クリステンセンと各国の代表選手を大量にチームに加え、さらにチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソ、マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバの獲得も目指すとされている。

ラ・リーガのサラリーキャップに抵触していることから、獲得した5名に加え、再契約を結んだDFセルジ・ロベルト、FWウスマーヌ・デンベレの合計7名が選手登録できていない状況だ。

バルセロナは選手の登録に関して楽観的な姿勢を見せており、子会社の株式を売却する「第4の手」を発動させ準備を進めているという。

バルセロナは10日、ラ・リーガに書類を提出。選手の登録手続きを進めている状況。開幕前のサプライズを回避できるように動いているという。

開幕戦に向けてのリミットは13日まで。リーグへの登録は、9月1日までとなる。しかし、『ESPN』によると、フリーで獲得したケシエとクリステンセンに関しては、開幕戦の選手登録ができなかった場合は、他クラブへの移籍が認められるという条項が契約に盛り込まれていたとのこと。契約が失効することになるようだ。

クラブは動いているものの正式に選手登録はまだ認められていない状況。どちらに転ぶかはわからないが、移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「クラブからポジティブなメッセージを受け取り、落ち着きリラックスしている」との情報を手にしたとのこと。バルサの選手で無くなることは避けられそうだ。

ただ、楽観視できない状況は変わらず。「第4の手」に加えて、選手の売却が必要になるとみられ、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、デンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイトの3名が対象となりそうだ。デ・ヨングとブラースヴァイトに関しては代理人がバルセロナ入りし、クラブと話をすると見られているが、果たしてどうなるだろうか。

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