前田＆旗手弾などでセルティックが5発快勝でベスト8進出！《スコティッシュカップ》

写真：Getty Images

セルティックは11日、スコティッシュカップ5回戦でセント・ミレンと対戦し5-1で勝利した。

セルティックのFW古橋亨梧は14分に負傷交代、FW前田大然は78分までプレーし16分にゴールを記録、MF旗手怜央は63分からプレーし76分と95分にゴールを記録、DF岩田智輝とDF小林友希はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

立ち上がりから攻勢に出るセルティックは、開始早々の2分にジョタが個人技から決定機を創出したが、シュートは相手GKの好セーブに防がれた。さらに11分には
、グレッグ・テイラーのパスでボックス左まで駆け上がった前田のクロスが直接ゴールに向かうと、これが右ポストを直撃した。

主導権を握ったセルティックだが、12分にアクシデント。相手DF2人に挟まれる形で倒された古橋が左肩を痛めると、プレー続行不可能となりアバダを緊急投入。古橋の代わりに左WGで先発していた前田が最前線に入った。

不運な形で交代枠を使ったセルティックだったが、直後の16分に先制する。アバダのパスでボックス右に抜け出したムーイの折り返しを走りこんだ前田がゴールに流し込んだ。

その後は膠着状態が続く中、セルティックは前半終了間際のアディショナルタイム49分にムーイの右CKからゴールエリア右のスターフェルトに決定機が訪れたが、シュートは相手DFに当たり枠を外した。

後半もボールを支配するセルティックだが、自陣で集中した守りを見せるセント・ミレン相手になかなか攻め切ることができない。63分には、ムーイやターンブル、ジョタを下げて旗手やオ・ヒョンギュ、オライリーをピッチに投入した。

すると72分、前田の左クロスをファーサイドで受けたアバダが飛び出したGKをかわしてシュート。これがスライディングブロックに入ったDFリチャード・テイラーの手に当たると、VARの末にPKを獲得。さらに故意に手を出したR・テイラーはレッドカードで退場処分となった。

プレッシャーの掛かる場面だったが、キッカーの旗手は冷静にゴール左隅に流し込み、セルティックに追加点。さらに80分には、ボックス右から侵入したC・マクレガーのシュートが相手GKの弾かれると、そのこぼれをオ・ヒョンギュが押し込んだ。

その後、セルティックは87分にマーク・オハラのPKで1点を返されたが。90分にオライリーが試合を決定づける4点目。さらに95分には右サイドからカットインしたアバダの横パスを走りこんだ旗手が叩き込み5-1で勝利。セルティックが準々決勝進出を決めた。

セルティック 5-1 セント・ミレン
【セルティック】
前田大然(前16)
旗手怜央(後31[PK])
オ・ヒョンギュ(後35)
オライリー(後45)
旗手怜央(後50)
【セント・ミレン】
マーク・オハラ(後42[PK])