ザビッツァー、完全移籍の実現性は？ 「今はローン移籍としか…」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(28)が完全移籍の実現性に言及した。

今冬のデッドラインデイにバイエルンから買取オプションなしのローンでユナイテッド入りが決まったザビッツァー。最悪5月上旬まで負傷離脱するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの代わりとしての緊急加入となり、ここまでプレミアリーグ3試合に出場している。

ゴールもアシストもなく、周囲との連携に課題を残す場面もちらほらだが、直近のリーズ・ユナイテッド戦では右から左に大きなサイドチェンジで先制弾の起点に。ブラジル代表MFカゼミロも出場停止で欠くチーム状況のなか、ブラジル代表MFフレッジと役割を果たしている。

だが、上述のとおり、買取オプションなしのローン移籍。当のザビッツァーは今夏の去就を巡っては口をつぐむが、ユナイテッドでの日々を楽しめているようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

「今のところ、ローン移籍だ。僕からはそうとしか言いようがない。でも、ここが気に入ったし、とてもいい気分さ。チームも、クラブも、オールド・トラッフォードの雰囲気も好きだ。夏に何が起こるか見てみよう」