「世代交代可能」マドリー指揮官が37歳モドリッチ＆33歳クロースに言及「ベンチからでも…」

写真：Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が中盤の世代交代を示唆した。スペイン『Relevo』が伝えている。

マドリーは15日、ラ・リーガ第21節でエルチェと対戦。開始8分にマルコ・アセンシオが先制点をマークすると、前半のうちにカリム・ベンゼマが2得点を追加し、3点リードで試合を折り返す。

後半は途中出場のルカ・モドリッチが80分にダメ押しとなる4点を決めて勝負あり。最下位相手に難なく試合を運び、ホームで4-0の完勝を収めた。

この日のマドリーの中盤3枚は26歳のダニ・セバージョス、24歳のフェデリコ・バルベルデ、そして20歳のエドゥアルド・カマヴィンガと全員が20代。37歳モドリッチは途中出場で、今季限りでの現役引退も囁かれる33歳トニ・クロースはメンバー外だった。

試合後にこの件を問われたアンチェロッティ監督は、モドリッチとクロースのベテラン2選手の起用法に言及。来季以降の戦いも考慮しているのか、今後も定期的に休ませる方針を明言した。

「私にとってモドリッチとは、この上なくアンタッチャブルな存在だ。誰が監督でも同じだろう。だが、交代も用意しなくてはならない。彼は最高レベルを維持しているが、シーズンは厳しい」

「クロース？ (先月22日の)アスレティック・ビルバオ戦では途中出場からゴールを決めた。今日はモドリッチが同じようにゴールを決めたね。彼らはベンチスタートでも貢献できる選手だ。本人たちは100%同意してくれないかもしれないが、結果がそれを証明している」

『Relevo』はエルチェ戦の中盤を任されたセバージョス、バルベルデ、カマヴィンガら3選手を「世代交代が可能と証明した」と称賛している。