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ユナイテッドに中東から公式入札! カタール最大の銀行QIB会長が最愛のクラブ買収に動く

超ワールドサッカー / 2023年2月18日 7時43分

写真:Getty Images

カタール最大の銀行の1つであるQIBのシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニ会長が、マンチェスター・ユナイテッドの買収に向けて公式な入札を行った。イギリス『BBC』が報じている。

ユナイテッドは、2005年にアメリカの実業家であるグレイザー・ファミリーによって買収されていた。

しかし、2013年にサー・アレックス・ファーガソン監督が退任して以降はチームとして下降線を辿っており、2017年を最後にタイトルを獲得できていない。

そういった中、以前からファンの不興を買い続けてきたグレイザー・ファミリーは、昨年11月にクラブ売却の意向を表明。これを受け、アメリカや中東方面から買収への興味が伝えられてきた。

そして、先日にはイギリスの実業家で大富豪として知られ、ロンドンに拠点を置く化学会社であるINEOS(イネオス)のCEO(最高経営責任者)を務める、サー・ジム・ラトクリフ氏が入札に正式参入する意向を表明していた。

そのラトクリフ氏に続く形で入札を表明したのは、カタールの元首相であるハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャブル・アル・サーニ氏の息子で、以前から熱狂的なユナイテッドファンとして知られていたシェイク・ジャシム会長だ。

シェイク・ジャシム会長は今回の入札表明に際して以下の声明を発表している。

「このオファーは、ピッチの内外でクラブをかつての栄光へと回復させることを目的としており、ファンをマンチェスター・ユナイテッドの中心に戻すことに重点を置くことになります」

「この入札は、シェイク・ジャシムの『Nine Two Foundation』を通じて100%無借金で行われる予定です」

「私たちは、フットボールチーム、トレーニングセンター、スタジアム、より広いインフラ、ファン体験、クラブが支援するコミュニティへの投資を検討します」

「入札のビジョンは、マン・ユナイテッドがフットボールの素晴らしさで有名になり、世界で最も偉大なフットボールクラブとみなされることです」

「入札の詳細については、入札のプロセスが進展した場合、適切な時期に発表される予定です」

ちなみに、スイスの大手銀行である『クレディ・スイス』の役員も務めていたシェイク・ジャシム氏は、イギリスのサンドハーストで教育を受け、10歳の頃からユナイテッドファンになったという。前述の声明にある『Nine Two Foundation』の92という数字は、デイビッド・ベッカム、ライアン・ギグス、ポール・スコールズらを輩出した“92年組”にちなんだものだ。

なお、現時点で入札の金額は明らかになっていないが、イギリス『スカイ・スポーツ』などの報道によれば、35億ポンド(約5653億円)から45億ポンド(約7268億円)の間ぐらいになると見られている。

また、『BBC』の報道ではラトクリフ氏、シェイク・ジャシム氏に加え、サウジアラビアとアメリカの2つの団体から合計5つの入札が届いている模様だ。

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