ユナイテッドのマウント獲りにOB反対 「今の彼は良いプレーをしていない」

写真：Getty Images

かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元フランス代表FWのルイ・サハ氏はチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウント(24)の獲得を狙う古巣を支持していないようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

チェルシーのアカデミー出身であり、2019-20シーズンからは主軸としてチームを支えてきたマウント。将来のキャプテン候補の一人としてファンからの期待も大きかったが、2024年6月までとなる契約の延長交渉は難航中だ。

クラブは今夏までに契約延長か、移籍の決断を求める方針であり、ファンとの関係も悪化しつつあるマウントに対しては、マンチェスター・ユナイテッドやリバプールが獲得に強い関心を示している

しかし、サハ氏はマウントの獲得に懐疑的なようだ。イギリス『Lord Ping』に出演した元フランス代表は今季公式戦31試合に出場しながらも、振るわないパフォーマンスが続くマウントのクオリティを疑問視。クラブと選手双方のためにも、この移籍は実現しない方が良いと断じた。

「ユナイテッドはメイソン・マウントの獲得を考慮すべきではないと思う。今の彼は良いプレーをしていないのだから、正しい選択にはならないだろう。マウントはどのチームでもフィットする可能性はあるが、チェルシーでのここ1年は決して素晴らしいものではなかった。なぜ彼が、絶好調だった以前よりもクラブとリンクされているのかわからない」

「彼自身のことを考えても、良いパフォーマンスをしていないのだからユナイテッドに移籍すべきではない。おそらく、これらの噂は代理人から出たものだろう。このことで私はメディアを責めるつもりはないが、マウントのためを思って言うなら移籍は正しい決断ではないと思う」