インファンティーノ氏がFIFA会長に無投票で再選…W杯などの改革進める
超ワールドサッカー / 2023年3月16日 20時45分
国際サッカー連盟(FIFA)は16日、ジャンニ・インファンティーノ会長(52)の再選を発表した。2027年まで会長の座に着くこととなる。
スイス出身のインファンティーノ会長は、欧州サッカー連盟(UEFA)の理事や事務局長を務めていた中、汚職事件の影響で活動停止を言い渡されたゼップ・ブラッター元会長の後任として2016年2月にFIFAの会長に就任した。
就任から3年後の2019年に続投が決まると、今回の選挙にも立候補。しかし、他の候補者がおらず、無投票での再選が決定。2027年まで任期を務めることとなった。
会長として2度のワールドカップ(W杯)を経験し、2026年の北中米W杯では出場チームが48カ国に拡大するなど、新たな改革を行っている。
FIFAはルワンダにて第73回FIFAカンファレンスを行っており、16日の会見で再選についてコメントした。
「信じられないほどの名誉と特権を手にし、大きな責任を感じている」
「世界中でFIFAとサッカーに奉仕し続けることを約束する」
「私を愛してくれる人、そして私を嫌う人もたくさんいることを知っている。ただ、私はあなた方全員を愛している」
なお、FIFA会長の任期は最長で4年の3期までとされているが、ブラッター元会長の後を継いだ最初の3年間はカウントされず、次の選挙も当選すれば2031年まで会長を務める可能性もある。
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