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【U-23日本代表プレビュー】勝てばインドネシア、負ければカタール…準々決勝の相手を懸けた日韓戦/vsU-23韓国代表【AFC U23アジアカップ】

超ワールドサッカー / 2024年4月22日 19時30分

22日、AFC U23アジアカップのグループB最終節が行われる。U-23中国代表戦、U-23UAE代表戦と連勝を飾った日本。中2日での過密日程であっても、しっかりとターンオーバーして臨み、グループステージ突破を決めた。

ただ、最低でもベスト4に入る必要がある大会。準々決勝は最低でも勝利しなければいけない中で、対戦相手が既に決定。開催国のカタールか、初出場のインドネシアとなる。

ここまでの2試合で同じスタッツの日本と韓国。首位通過を目指す戦いとなる。

◆狙うは勝利のみ、90分で仕留められるか



既にグループステージ突破を決めている中で、順位を決める戦いに。1位で通過すればインドネシア、2位であればカタールと準々決勝で対戦する。

勢いのあるインドネシアは1月のアジアカップでも対戦して苦戦した相手。一方で、開催国のカタールは初のオリンピック出場を目指しており、ホームで戦う彼らとの対戦は避けたいはず。韓国戦での勝利しか道はない。

中国戦、UAE戦とターンオーバーをしたことで、3戦目はベストメンバーを組めるはず。大岩剛監督にとっては計算通りにここまで進められているだろう。

2年前の同大会では準々決勝で対戦し、日本が快勝。だからと言って、今回も同じ結果になるとは限らない。警戒すべきはここまで全てのゴールを記録しているFWイ・ヨンジュン。どう日本の守備陣が押さえ込むのかにも注目だ。

◆こちらも1位を目指す戦いに


9大会連続9度目のオリンピック出場を目指す韓国。ここまでの2試合は苦しむ場面もありながら、しっかりと連勝でグループステージ突破を決めた。

ひとまずは最低ラインを超えたわけだが、そういったことを度外視して、この試合では勝ちしかないだろう。2年前のリベンジをファン・ソンホン監督も考えているに違いない。

ただ、その韓国は苦しい台所事情に。主軸CBのDFソ・ミョンガンが負傷、DFピョン・チュンスは累積警告で不在に。本職CBはDFイ・ジェウォンしかいない状況と苦しい状況だ。

一方で、前述の通りFWイ・ヨンジュンが今大会3ゴール。韓国のすべての得点を産んでいるが、しっかりと日本戦でもゴールを狙ってくることは間違い無いだろう。

次の相手のことを考えず、とにかく日本戦の勝利を目指す戦いになることとなるが、厳しい中で日本相手に何を準備するのか注目だ。

◆予想スタメン[4-3-3]

GK:小久保玲央ブライアン
DF:半田陸、鈴木海音、高井幸大、内野貴史
MF:山本理仁、藤田譲瑠チマ、松木玖生
FW:藤尾翔太、内野航太郎、平河悠
監督:大岩剛

今大会3試合目となる韓国戦。再び中2日での試合となるが、2試合目のUAE戦でターンオーバーできているだけに、ベストメンバーを組めそうだ。

GKは2試合連続クリーンシートの小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)になるだろう。チームの勝利に多大なる貢献をしている守護神にここも任せたいはずだ。

最終ラインはCBに高井幸大(川崎フロンターレ)と鈴木海音(ジュビロ磐田)と予想する。高井はUAE戦で休んだためにコンディションも問題ないだろう。鈴木はフル出場したが1戦目はわずかな時間だけ。こちらも問題ないと見る。

右サイドバックは関根大輝(柏レイソル)が出色の出来を見せている中で、半田陸(ガンバ大阪)がついに復活と予想。胃腸炎も回復して違いを見せてもらいたい。左はUAE戦を休んだ内野貴史(デュッセルドルフ)と予想する。

中盤の3枚は藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が先発に戻ると予想。短い時間の出場となった松木玖生(FC東京)、ここまで出番がない田中聡(湘南ベルマーレ)の3枚が並ぶと予想する。

3トップは左は平河悠(FC町田ゼルビア)、右は藤尾翔太(FC町田ゼルビア)とクラブでも共に戦う2人が入ると予想。1トップは2試合連続で終盤に起用されている内野航太郎(筑波大学)が満を持して先発すると予想する。

勝っても負けても準々決勝には進める日本。順位を意地を懸けて戦うU-23韓国代表戦は22日の22時00分キックオフ。試合は、テレビ朝日とDAZNで中継される。


【動画】大事な2戦目、U-23UAE代表戦の舞台裏



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