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大切なのは、ママが自分の人生を生きること ~出産と子育ての扉~ (女性の幸せの見つけ方特集-3)

Woman.excite / 2015年8月7日 4時15分

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女性には、運命を決める7つの扉がある
好きを仕事にするボーダーラインは年収300万円 ~仕事とライフワークの扉~
の続きです


© beeboys - Fotolia.com


女性の運命を大きく変えるのは7つの扉。前回の「仕事とライフワークの扉」で、本田さんは「仕事とライフワークの扉を開けるためには、育児に逃げ込まないことが大事」と話してくれた。育児に逃げ込む? それって、どういうこと? 引き続き、お話を伺います。

「子育てが最優先」なのは、子どもが13歳になるくらいまで
なぜ育児に逃げ込むのがいけないのか。それは、やがて親離れの時期がやってくることを見越しての、本田さんなりのアドバイスだ。

「言い方は悪いかもしれませんが、親はいずれ、子どもに捨てられるんです。捨てられるというか、親よりも優先すべきものが必ず出てくるわけです。」

「乳幼児期は、親子の関係が実に密接な『ハネムーン時代』。その時には想像すらできないかもしれませんが、ハネムーン時代は必ず終わります。育児を最優先し、子どもに尽くしても、ハネムーン時代が終われば、間違いなく尽くした資本は返ってきません。自分のことを思い出してみても、そうでしょう?(笑) 大切なのは、『そういうものなのだ』とわかっておくことです」と、いたずらっぽく笑う本田さん。

「子育てを楽しめる時間は、思ったより短いんです。人間としての交流を楽しめるのは、7~8歳ぐらいから13歳くらいまでの数年だけ」そう言われると、現在、長男が15歳の私は、「本当にそうだ!」と、実感を込めて納得してしまう。

育児に逃げ込むのではなく、思い出を作ることが大切
子どもにはいずれ捨てられるのであれば、いっそ何もしないほうがよいのだろうか。いや、そうではない。その時だからこそできることもあるのだ。

子育て時代が終わってしまうまでは、積極的に思い出に残るようなイベントを作ろう。たいそうなことをしなくていい。むしろ、「近場にハイキングに行ったけど、急に雨が降ってきて、全員パンツまでびしょびしょになって大変な目に会った」とか「急に思い立って1泊旅行に行ったものの、泊まった旅館の布団がカビ臭くて、家族全員くしゃみが止まらなかった」なんていう話が、家族で後からいつまでも盛り上がれる思い出になる。

あなたがいなくなった後も、こういった思い出は、あなたの思い出とともに、ずっと子どもたちの記憶に残ることだろう。今が子どもとのハネムーン時代だという人は、今のうちにそうした思い出づくりをすることが大切だ。


扉の向こうに待っているもの=ママが「自分の人生を生きる」ということ
「つまり、子どもが13歳になったら、親は自分の人生を生きてあげないと、子どもにしがみつくことになってしまいます。『子離れをいつするのか?』ということは、子どもが乳幼児期からちゃんと決めておかなければいけない事柄です」(本田さん)

すなわち、女性の運命を決める扉の2つめである「出産と子育ての扉」の先にあるものとは、母となった後も子に依存せず、自分の人生を生きるということなのだ。

前回「キャリアデザインを見つめ直す時は、仕事を6年~8年というスパンで考える」ことを本田さんに教えてもらったが、13歳で子離れするのであれば、「自分の人生を生きる」ための助走は、ザッと計算してみても、子どもが5歳頃から始めておく必要がある。

では、「自分の人生を生きる」ためには、何をどう考え始めればよいのだろう? その答えを知るために、次回は、「何を、誰から学ぶかで女性の人生は変わる!? ~教育と才能の扉~」を開きます。

「運命が開く7つの扉について、もっと突っ込んで知りたい!」と思った人は

◇女性の幸せの見つけ方 ~運命が開く7つの扉~(本田健・著/きずな出版) 定価:本体1,300円(税別)





(ライター:楢戸ひかる)
(楢戸ひかる)

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