実は究極の癒しセラピー!? 「手書きレター」がもたらす嬉しい効果
Woman.excite / 2016年9月28日 19時0分
両親、義父母、友人、夫、子どもへ…。手書きの手紙は、誰もがよろこぶ究極の贈りものかもしれません。文字や文章を上手に書けなくても、きっちりマナーを守らなくても、やさしい気持ちさえあれば大丈夫!
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思いを伝えたいとき、心通わせたいときに…。あなたも、大切なあの人に心を込めてみませんか?
■もらってうれしい、手書きレター
メールやSNSが普及してから手紙やハガキとは縁遠くなり、出したとしても印刷メイン。昨今、文字を書く機会がグッと少なくなりました。
ただ、いまどきレアだからこそ、あえて送りたいのが手書きの手紙。受け取るほうは驚き、うれしいものです。相手のハートを瞬時に射抜くサプライズ手段として、手紙の利用価値はかなり高いのです。
「いつもはメールで済ますところ、友人に何気なくお礼状を出したら、『なんだかすごく感動した!』と、お返しの手紙が。以来、ポツポツではあるけれど、やり取りが続いている」(30代前半)
「夫に『誕生日プレゼントは何がいい?』と聞いたら、『ラブレター』と。前回、何をあげていいか迷いに迷い、苦肉の策で書いた手紙にいたく感動したらしい」(40代前半)
何気なく出した一通に、思いもよらない相手からのレスポンス。手紙には、人を動かすちからがあるようです。
■文字だからこそ、心に響く
口では伝えづらい、思いがあふれてまとまらない…。そんなときはゆっくりじっくり、時間を作って便箋に向かい、言葉をつむいでみましょう。
相手を思い、一生懸命言葉を探す作業には、ごちゃごちゃした頭の中を整理し、乱れた心を静める効果が。自身を整え、癒やす…。手紙を書くことは、究極のセルフメンテナンスなのかもしれません。
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また、手紙を受け取ることも、心の浄化につながる行為。相手の書いた心づくしの文字が、ハートを大きく揺さぶります。
「お酒は控えて、タバコはやめるべき、もう少し体重を落としなさい…と、父のことを思うあまり、会うとついつい、口うるさくなってしまう私。でも直接意見すると、父は聞く耳なし。しかも最終的には大ゲンカに…。
そんなことが何度も続き、最終手段として手紙を送ることに。最初は、心配やらムカつきやらで収拾がつかず、鋭く感情的な言葉のまま殴り書き。そしてそれを、冷静になって読み返しては推敲(すいこう)。そんな作業を何度も何度も繰り返し、思いや言葉がやさしく熟成され…。
なんと、ポストに投函できたのは1か月後。すると、それを読んだからなのか、父がなんとなく健康志向になって…。手紙のおかげで、ようやく心が通じ合いました」(30代前半)
「20年来の親友から、初めてもらった長めの手紙。その字は、思いのほかへたくそ(笑)。何でもそつなくこなせる優等生タイプだと思っていたけれど、実は不器用な人だったのかもと、なんだかほのぼの、愛しさが募りました」(30代前半)
「引き出しを開けてみると、いつ入れたのか、折り紙が一枚。それは、息子からのラブレター。一生懸命書いたであろう鏡文字の『すき』に、胸キュン! ひそかに涙しちゃいました」(30代後半)
書くもよし、読むもよし。手紙ほど、素敵なツールはありません。
■心を動かすひと工夫
季節の便箋を選んだり、イメージに合わせて切手をチョイスしたり、ハンコやシールでデコったり…。あれこれ楽しめるのが手紙の醍醐味。工夫は無限大です。
おすすめは「香り」。便箋に好きなアロマを移しておいたり、小さな匂い袋・文香を封筒にしのばせたり…。五感が刺激され、いつまでたっても忘れることのない、記憶に残る一通となること間違いなし!
文字色も同様で、黒以外でしたためれば、インパクト大。あなたの思いがしっかりと、相手の心に刻まれるはずです。
(ハルノ コトリ)
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