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夫の葬儀でトラブル! 葬儀社の選び方と費用の目安【夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと 第2回】

Woman.excite / 2016年11月17日 21時30分

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夫が急死! まず妻がしなければいけない3つのこと の続きです。

夫が亡くなり、つらい中、妻は葬儀を取りしきらなければいけなくなる。葬儀のことなんて、まったくわからない! という人も多いだろう。

引き続き、長年、夫を亡くした妻にアドバイスをしているフィナンシャル・プランナーの内藤浩介さんにお話を伺った。

© ayaka_photo - Fotolia.com


■葬儀の前に、夫の実家に菩提寺の確認を!
「葬儀について、まずは旦那さんの実家に、相談したほうがベターでしょう。妻である奥さまに葬儀の決定権があるのであれば、すべてを決めても大丈夫です。」(内藤さん)

●葬儀について夫の実家に相談したほうが良い場合

・夫の実家に菩提寺がある
・夫の親がまだ生きている
・口うるさい親戚がいる



とくに夫に菩提寺(先祖代々の墓や位はいをまつり、菩提を弔うお寺)がある場合は、葬儀社も限られてくる場合があるので注意が必要だ。

「菩提寺以外で葬儀をしてしまい、お骨を菩提寺に埋葬しようとすると、必ず『もう一度、この形式でお葬式を執り行ってください』という話になります。実は菩提寺に関するこのトラブルは、とても多いので注意してください」(内藤さん)

■葬儀費用の全国平均は160万円前後
「お葬式って、一体いくらお金がかかるの?」

最近ではネットで料金が表示されていることもあるが、実際のところはどうなのだろう。

「あくまでも参考ですが、全国の葬儀費用の平均は160万円前後になると思います。弔問客の人数によっても異なってくるので、例を参考にみていただければと思います」(内藤さん)

●例)東京都渋谷区にある代々幡斎場で葬儀を行った場合

・直葬 : 16万円~
・家族葬 : 10万円~
・30人(うち弔問客10人) : 80万円~
・50人(うち弔問客30人) : 86万円~



■健康保険から支給される「葬祭費」「埋葬料」
意外と知られていないのが、「葬祭費(埋葬料)」というものの存在だ。国民健康保険や社会保険から受け取ることができる。

「それほど大きな金額ではありませんが、夫が亡くなったときというのは、『出ていくお金』が激しい時期。もらえるものは、きちんともらいましょう」(内藤さん)

●葬祭費(埋葬料)の手続き方法と費用




次回は、夫の銀行預金がどうなってしまうかについて紹介します。「凍結口座と単純承認に注意!」とのことですが、一体どういうことなのでしょうか。

■今回取材にご協力いただいた内藤浩介さんの著書


『夫が亡くなったときに読むお金の話―あなたの生活を守る届出と手続き』
(内藤浩介/東洋経済新報社 本体1,400円+税)
Facebook:内藤浩介さんFacebook

(楢戸ひかる)

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