<コラム>「JYJ」ユチョン主演ドラマと「総合エンタメ企業」
Wow!Korea / 2014年3月16日 12時30分
韓国版「花より男子」のク・ヘソン、「星から来たあなた」(原題)のユ・インナなどの若手から、イム・イェジン、チャン・ヒョンソンなどのベテラン俳優まで揃い、ラインナップに重みが増した形となった。
社長のヤン・ミンソク氏は、「始まったばかりの映像事業とのシナジー効果を発揮するためにも役者のマネージメントは必須。」と、映像コンテンツ事業への参入を公式に発表している。ちなみに、ヤン社長は、YGの創業者であり「ソテジ・ワ・アイドゥル(Seo Taiji&Boys)」のヤン・ヒョンソクの弟である。
「JYPエンターテインメント」においても状況は同じだ。
「2PM」のテギョンや「miss A」のスジ、「2AM」のスロンなど、所属アイドルグループのメンバーたちをドラマに積極的に出演させている。
さらに、パク・ジュヒョン、イ・ウンジョン、チェ・ウシクなどの若手俳優を抱えており、数年前にはヒットドラマ「ドリームハイ」の製作にも参加した。
また、子会社の「JYPピクチャーズ」からは、中国の大手プロダクションと組んで世界を視野にいれた映画製作にも乗り出すと発表されている。
一方、新興勢力の 「FNC」社も負けてはいない。
「CNBLUE」のチョン・ヨンファや「FTISLAND」のイ・ホンギなど、自社の人気アーティストを先頭に立て、俳優マネージメントのノウハウを培ってきた同社。最近は、「チュノ~推奴~」と「ミス・リプリー」のイ・ダヘや「ランラン18歳」と「パリの恋人」のイ・ドンゴンなどの有名俳優らを補強し、来年は韓国の「JASDAQ」と言われている「KOSDAQ」への上場を目指している模様だ。
「C-JeS」の話に戻ろう。「JYJ」メンバーたちの演技兼業はもちろん、映画「オールド・ボーイ」と「親切なクムジャさん」のチェ・ミンシク、「シルミド」と「力道山」のソル・ギョング、「イルマーレ」と「観相師-かんそうし-」のイ・ジョンジェ、「ウェルカム・トゥ・トンマッコル」のカン・ヘジョン、「弁護人」(原題)のクァク・ドウォンなど、韓国映画界を代表するムービースターたちを立て続けに獲得しているのだ。
そして、「JYJ」のジュンスをミュージカル俳優としてブレイクさせつつ、チョン・ソナなどミュージカル専門の女優とも契約を結ぶなど、「ミュージカル・ビジネス」までも自社のメイン事業の1つに育てる方向に舵を切っている。
エンタメ・コンテンツのグローバル化にともなって、このような事業拡大が進んでいるわけだが、その背景には、「総合エンタメ企業化」を図る音楽系芸能プロダクションと俳優たちの「ウィンウィン関係」が見え隠れする。
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