意外と人気!タレント議員を起用する政党に投票したくない若者は半数以下

しらべぇ / 2016年6月23日 17時30分

意外と人気!タレント議員を起用する政党に投票したくない若者は半数以下
意外と人気!タレント議員を起用する政党に投票したくない若者は半数以下

民進党代表代行の蓮舫議員や、日本を元気にする会のアントニオ猪木議員など、タレント出身で活躍する国会議員は少なくない。

だが、残念なことに知名度だけで当選したと思われてしまうため、インターネット上の声を見てみると「タレント議員はもうウンザリ!」という声もあるようだ。

■タレント議員を起用する政党に投票したくない若者は?

TwitterなどのSNSでは若い人たちもあまりタレント議員に肯定的ではない人のほうが多く見受けられるが、実際のところどうなのだろうか?

しらべぇ編集部が10代の有権者500名に対して調査を行ったところ、意外な結果となった。

■タレント議員NGは約4割

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「タレント議員を起用する政党に投票したくない」と考える人の割合は5割に満たなかったのだ。

■専門学校生はタレント議員に抵抗が低い?

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さらに、10代でもとくにタレント議員に対して抵抗がなく、投票したくないと答えたのは28%。大学生なども半数を超えることはなかった。

実際に10代の大学生に話を聞いてみると、「蓮舫議員が元タレントとは知らなかった」という回答も。あの『スーパージョッキー』すら知らないらしい。これも時代か...。

今回の調査で年代が若くなってくるにつれて、政治に関心が薄れてくるとともにタレント出身とそうでない議員の差についての関心もなくなってきていることが判明した。

これは、タレント出身の議員が色眼鏡で見られたり、知名度だけで当選できる時代も終わりということだろう。18歳からの若者が選挙に関われる今回の参院選、過去の選挙と大きな違いが出てきそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・範馬肉次郎)

【調査概要】調査地域:全国/調査対象:18歳〜19歳男女(有権者)/サンプル数:500名/調査手法:インターネット調査/調査期間:2016年6月15日(木)~2016年6月20日(月)/ 調査実施機関:株式会社ゲイン
※掲載のデータについて 性別の偏りを補正するために、全国の人口構成比に合わせたウエイトバック集計を実施/<ウエイトバック方法> 男女の構成比について、総務省統計局 H22国勢調査に準じ集計

情報提供元:しらべぇ