大阪市の横山英幸市長が4日、中国・上海との友好都市提携50周年を祝って現地を訪れ、キョウ・セイ上海市長と会談しました。双方が大阪・関西万博を契機に交流を深めようと呼びかけました。
会談では、上海市長が「上海と大阪は大変緊密で、半世紀にわたり、深い友情を結んできた」と、産業・投資や観光をはじめ人の行き来で、協力のさらなる強化を提案しました。
横山市長は、上海と大阪がともにベイエリアにあり、市内を大きな川が流れる構造がよく似た経済中心の街だと説明。協力の強化を歓迎し、「来年はいよいよ万博がある。ぜひみなさん、大阪にお越し下さい」と応じました。
横山市長は6日まで上海市に滞在し、中国で実用化が進む自動運転タクシーを体験したり、国際金融都市について話し合ったりする予定です。