任天堂と米イルミネーションは10日、「スーパーマリオ」新作アニメーション映画の制作を発表した。アメリカを含む多くの国と地域で2026年4月3日、その他の国と地域でも2026年4月中の劇場公開を予定している。
昨年公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同じく、任天堂代表取締役フェローの宮本茂とイルミネーションCEOのクリス・メレダンドリがプロデューサーに名を連ねており、アーロン・ホーヴァ&スマイケル・ジェレニック]の監督コンビが続投する。映画制作は米ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂が出資し、配給は全世界においてユニバーサル・ピクチャーズが行う。
宮本は、任天堂公式YouTubeチャンネルで配信された発表動画にて「今回はマリオらしい世界をさらに広げて、明るくて楽しい映画にしたいと考えています」とコメント。映画の詳細は「手応えを感じられる段階になったら、お知らせします」としている。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、不思議な土管からキノコ王国へと迷い込んだマリオが、キノコ王国に迫る危機に立ち向かうさまを描き、全世界累計興行収入13億6,197万2,248ドル(約2,053億円)を記録した。日本でも、昨年公開の洋画でナンバーワンの興収140億2,000万円の特大ヒットとなった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)(編集部・倉本拓弥)
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