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「光る君へ」まひろと倫子、修羅場の前兆か…運命の出会いとダブル展開

シネマトゥデイ 映画情報 2024年3月31日 21時0分

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の第13回が31日に放送され、終盤のある文を巡るまひろ(吉高)と倫子(黒木華)の会話に戦慄が走った(※一部ネタバレあり)。

 第13回「進むべき道」は、前話から4年後の設定。藤原道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が一条天皇(柊木陽太)に入内したことで道隆たち中関白家が絶頂期を迎える。一方、まひろの父・為時(岸谷五朗)は官職を得られず、まひろは生活のために職探しに奔走する。

~以下、第13回のネタバレを含みます~

 注目を浴びたのは、まひろの生活が困窮しているとの噂を耳にした倫子がまひろに娘・彰子の指南役を務めないかと相談をもちかけるシーン。まひろは仕事は倫子の気遣いを感謝しながらも仕事は他で決まったと嘘をつき、倫子は残念がりながらもたまにこうして訪ねてほしいと笑顔を見せていた。倫子にとって道長は自慢の夫のようで「今度殿にも会ってほしい」「帝のご即位以来、目覚ましい出世ぶりで私も驚くばかり」と嬉々としていたが、やがて神妙な面持ちでいくつかの文をまひろに見せた。

 それはかつてまひろが道長に送った漢詩。大切そうに文箱の中に隠してあったと言い、驚くまひろに倫子が「これ女の文字ですよね……?」と問うも、まひろは「さあ……」としらをきるしかない。倫子は漢詩のため男性とも思ったが女の書いた文字だと疑い、もう一人の妻・源明子(瀧内公美)が送ったのではないかと推測。聞けば、明子は(歌に造詣が深かったとされる)盛明親王の元で育ったため漢詩も書けるのだという。さらに、倫子は詩の意味を尋ね、まひろが陶淵明の詩であり帰去来の辞であると解説し始めると、倫子はやがて顔を曇らせて「もういい」と話を切り上げ、道長が自身には一通も文をくれなかったにもかかわらず明子にだけ送ったのだと嘆いた。

 道長が自分が送った文を捨てずに持ち続けていたこと、倫子との結婚を告げた夜、その足で土御門殿に向かったことを知り動揺するまひろ。そして、倫子は第3の女性の存在を疑い始めている。自分が送った文の解説を求められ、さらには「この子、うちの殿に似て人見知りするのよ」とうれしそうに愛する男の娘を紹介されるまひろの胸中を巡り、SNSでは「倫子さま…鋭い」「昼ドラすぎる」「なんて不穏な展開」「ヒリヒリする」「修羅場の前兆か」「地獄すぎんか」「道長、詰めが甘いぞ」「鬼みたいな展開になってきた」とざわつく一方、「倫子さまの優しさが切ない」など何も知らない倫子への同情も寄せられていた。

 なお、本シーンは緊張が走る場面である一方、まひろが後に女房として仕える彰子と初めて顔を合わせる記念すべき場でもあった。(石川友里恵)

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