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「女って怖い……」ピュアな浮気を察した“34歳女優の笑顔”にゾゾゾ…すれ違う2人の恋の行方|NHK大河ドラマ『光る君へ』第16回

女子SPA! / 2024年4月28日 15時45分

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平安のまちを襲うのは疫病。しかし、お偉方は自分たちには害がない、下々の者が罹るだけ、と他人事だ。

奔走するのは道長、そして道兼。

しかし、奇しくも疫病が道長とまひろを引き合わせてしまう。

◆まひろは何も悪くない……

疫病の暗い影がひたひたと近づいている中、まひろ(吉高由里子)の心に影が落ちる。さわ(野村麻純)に突き放されたから。いや、こういう場合、突き放されたというか、絶交というやつなのか、なんなんだろう、仲違いとも少し違うような。

さわ曰く、私は家でいらない子だし、石山寺でもどうでもいい女だった、と。「蜻蛉日記」のときの話をしていたときも自分だけのけ者だった、と。

まひろが藤原寧子(財前直見)と「蜻蛉日記」で盛り上がっていたからなのか。それとも、「蜻蛉日記」に描かれた心情をまひろが分かる、と言ったからなのか(そんなこと言われても……という話だが)。

考えてみれば、まひろとさわはタイプが違う。おまけにさわは、まひろの父・為時(岸谷五朗)が世話をしていた女性の娘なわけで。そう考えると仲が良いのは不思議というか。

ケンカ別れとなってしまったさわに文を出し続けるまひろ。まひろは悪くないのに、悪いのは道綱(上地雄輔)なのに。

それだけ、まひろにとってさわは大事な存在ということなのだろう。

◆またクセモノがひとり

町では疫病による苦しみが広がっているが、内裏ではどこ吹く風。道隆(井浦新)にとっては疫病よりも、最近続いている内裏内での放火のほうが大問題だった。道長(柄本佑)が訴えても聞き入れようとしない。

一条天皇(塩野瑛久)も民を案じるが、道隆は貴族は疫病にかからないと決めつけている。確かに、屋敷も広いし、民より清潔さを保てるからそうかもしれないが、ならば同じことを民にすればいいのでは……とはならない道隆。それよりも、早く皇子をもうけるべき、と一条天皇に進言する始末。皇子が生まれれば、関白家はますます繁栄する。結局は自分たちのことだけなのだ。

今回からは、伊周(三浦翔平)の弟・隆家(竜星涼)が登場。こちらもなんだかクセモノそうな、というかふてぶてしさもあるというか。伊周とはまた違うタイプだが……。

◆道兼、覚醒

さわに文を送り続けているまひろ。そんなまひろのもとを訪ねてきたのはさわ、ではなく、まひろが文字を教えていたたね(竹澤咲子)だった。

両親が熱を出し、悲田院(今でいう救護施設)に薬草をもらいにいったまま帰ってこないのだという。たねと共に悲田院に向かうまひろだったが、すでにたねの両親は亡くなっていた。そしてたねも発熱。まひろが懸命に看病をしたが帰らぬ人となった。

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