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橋本愛コメント到着! 主演映画が第62回サン・セバスチャン国際映画祭に正式出品決定

Entame Plex 2014年7月20日 21時9分

「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介のコミックを原作に、橋本愛主演で映画化されることが決定している『リトル・フォレスト』。撮影は岩手県奥州市にて約1年間に渡ってオールロケを敢行。春夏秋冬4部作として、まずは『リトル・フォレスト 夏・秋』が8月30日(土)に公開される。

本作は、都会で自分の居場所を見つけられなかった主人公・いち子が、故郷である東北の山村“小森”に帰り、自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語で、同時に旬の食材を生かした日々の食事や料理も描いている。主人公・いち子役には、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で活躍した若手実力派女優:橋本愛。そのほか三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれんら個性豊かなキャストが集結。

そんな『リトル・フォレスト 夏・秋』が、このたび第62回サン・セバスチャン国際映画祭の「キュリナリー・シネマ」部門に正式出品されることが決定した。同部門は、4年前の第59回から新設された部門で、今回の出品に関して森淳一監督は「海外での上映は、観客の反応が日本とは違うので、とても楽しみです。東北地方の郷土料理や、四季を通した美しい田舎の風景が、世界の人々の目にどんな風に映るのだろうと考え、今から興奮しています。個人的にスペインは昔から憧れの国。サン・セバスチャン国際映画祭に出品することで、東北ならではの料理法、伝統文化をスペインのみならず、世界中に紹介できればと、思っています」とコメント。



また、主演の橋本愛は「この作品は、ロケ地岩手の景色を切り取った一つ一つの映像の美しさが、大きな魅力だと思っています。海外の方にも、日本の美しさを堪能していただける機会に恵まれたことをとても嬉しく思います。『夏・秋』は、主人公・いち子の自給自足の日常を覗いてもらう形になったと思います。自分の手で料理する営みから得られる満足感と、地元の新鮮な素材の力をひしひしと感じながら、どの料理も本当に美味しくいただきました。私自身撮影を通して食についての考え方が変わったように、観てくださった方々がそれぞれ何かを感じ取ってくだされば幸いです」とコメントを寄せている。

そして、この映画で本格的な農作業を体験し、自分の育てた野菜を使って料理をするという撮影を1年間にわたって行った橋本は、食べ物の好き嫌いが少なくなったとも語り、「山菜など今まで食べず嫌いのところがあったのですが、ロケ地の岩手で朝採れの新鮮なものを頂いて、味付けうんぬんを越えてとにかく美味しくて感動しました。東京でも焼肉屋さんに行って、付け合せの野菜は食べないことが多かったのですが、撮影後は、野菜を作った農家さんがいると思い、食べるようになりました」と、エピソードも明かした。

映画『リトル・フォレスト 夏・秋』は、8月30日(土)より全国ロードショー。

©「リトル・フォレスト」製作委員会

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