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ももクロ・高城れにがブチキレた”悪夢の”サプライズ「ここ使わないっていったじゃん!!」

Entame Plex 2015年2月28日 23時48分

2月28日(土)に新宿バルト9で映画『幕が上がる』の初日舞台挨拶が行われ、ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れに)ほか関係者が登壇した。

この映画は、とある高校の弱小演劇部の少女たちが全国大会を目指し、奮闘する青春群像劇だ。映画初主演をつとめるのは今をときめくももいろクローバーZの5人。それぞれがこの映画にかけた思いを語った。



登壇したのはももクロ5人、それに出演者の女優・黒木華、俳優・志賀廣太郎、本広克行監督、この映画の原作者で劇作家・演出家の平田オリザの9名。「映画の現場ははじめてだったんですけど、たくさんのことを学びながら一生懸命つくっていきました」と、ももクロリーダーの百田がコメントすると、玉井は「私たちにとってかけがえのない映画」と続けた。



先生役をつとめた黒木が、先日、日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞したことも話題にのぼった。黒木によると、ももクロの5人は「本当にマジメ。みんなが揃っているとにぎやかなんですけど、個々ではいろいろ考えてる」との印象だったという。

高城もこれにあやかって日本アカデミー賞・新人賞を取りたい、などと宣言し「いいバトンパスをありがとうございます」と黒木に深々と頭を下げていた。



これにメンバーは「いやいや!」「高城さんに向けてのパスじゃないよ!」と総ツッコミし、会場の笑いを誘った。高城はさらに「レッドカーペットの途中から5色のカーペットを敷きたい」と大胆発言。これに黒木は「けっこうな緊張感だよ…?」と日本アカデミー賞授賞式会場の雰囲気を伝えていた。

イベントの最後には映画の主題歌をアカペラで熱唱し、無事終了したかに思えた。ところが本広監督のあいさつとともに、ある情報が解禁された。それは『幕が上がる』のドキュメンタリーフィルムを編集した映画『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』が3月11日から公開されるというものだった。

このサプライズに会場は沸き、その予告編がスクリーンに上映された。しかしこの内容は、笑顔以外の彼女たちの姿を赤裸々に写したものだった。

ももクロメンバーは、初めて目にしたというこの予告に驚き、特に号泣するシーンを使われた高城は「ここ使わないっていったじゃん!!」とブチキレた姿を見せ、監督に猛抗議していた。

しかし本広監督は「(事務所の)許可は取ってある」と平然と答え「真剣に打ち込んだ彼女たちの日々を、完全密着している」「これを見てちょっと演劇やってみたいなって人が増えるとうれしいですね」と”ガチな”内容であることを匂わせた。

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