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【タイ】腐乳入りの麺類が食べ慣れるとおいしい「イエンターフォー」

Global News Asia 2016年7月31日 9時0分

 2016年7月31日、タイ人も日本人に負けず劣らず麺類好きで、街中にはたくさんの麺屋台や食堂が並んでいる。タイの麺というと米粉で作ったクイッティアオか小麦粉のバーミーが代表的だ。また、スープも各種あり、透明なナムサイやトムヤムスープ、豚の血を混ぜるナムトックなどがある。

 真っ赤な色をした酸っぱいスープもあり、タイ人の中でも好き嫌いが分かれる。このスープはイエンタフォーと呼ばれるもので、スープに紅腐乳を混ぜて作る。これは腐乳の一種で、豆腐に麹をつけて塩水中で発酵させた中国の調味料。特に紅麹を使っていて赤い色になっているという。沖縄料理の豆腐ようにも似ているものだ。

 甘酸っぱい味がし好き嫌いがかなり分かれるが、気に入ればファンになること間違いなしで、タイ国内には多数の専門店が各地にあり、名店と呼ばれる店も少なくない。タイに来たらぜひ試していただきたい麺料理である。

【執筆 : 高田胤臣】

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