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カンボジアの「田舎」の魅力を知る、グリーンツーリズムを紹介するガイドブック完成へーJICA

Global News Asia 2017年6月22日 9時0分

 2017年5月19日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo69」に『カンボジアの「田舎」の魅力を知ってガイドブックを作成』と題する記事が掲載された。 

(記事)カンボジアの観光省に所属するシニア海外ボランティア、八木雅春さんが、国内のグリーンツーリズムを紹介するガイドブックの作成に取り組んでいます。「自然豊かなカンボジアに、アンコール遺跡以外の魅力もあることを伝えたい」と話します。 八木さんは2015年にカンボジア観光省に派遣されました。旅行業で培った経験を活かし、地域の人々が自分たちの手で観光開発をする「コミュニティ・ベースド・ツーリズム(CBT)」の調査や助言をしてきました。

 CBTは、その地域にある文化や自然を観光資源として活用し、住民たちの利益にもつなげるという特色があります。「人々が自立し、持続的に発展していくためには、乱開発ではなく、ありのままの自然のすばらしさを生かしたCBT開発が最適だ」と言います。八木さんは任期期間中、国内の隅々まで訪れ、CBTを取材し、農村では自らホームステイも体験しました。56か所のCBTのうち、ガイドブックには、そのうち外国人でも訪ねることが可能な10カ所余りを詳細に紹介します。

 最初は日本語版で作成し、のちに英語やクメール語の翻訳版を検討中です。日本語版のデザイン・アートワークの完成は6月末になる見込みです。
【編集 : YT】

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