2018年5月8日、ラジオフリーアジアの報道によると、ラオス北部で建設が進められている中国による高速鉄道の建設に伴う周辺住民の強制立ち退きが始まった。
今回立ち退き対象となっているのは、ラオス北部ウドムサイ県ホイクム村の20世帯。鉄道建設のために田畑や家屋を失う世帯へは、1ヘクタールあたり1,430米ドルが補償される。代替え地との交換か、現金かは住民が選択し、現金を選択した場合は、速やかに振り込まれることになっている。
今回の建設事業によって立ち退きや移転を求められているのは、全体では4000世帯に上っており、ラオス政府は県ごとに補償を行っていくとしているが、首都ビエンチャンの調整が難航している。
中国によるラオス国内の高速鉄道建設は、60億ドルの予算で、2016年12月から工事が進められており、2021年度の完成を予定している。
【翻訳/編集 : Jampa】
今回立ち退き対象となっているのは、ラオス北部ウドムサイ県ホイクム村の20世帯。鉄道建設のために田畑や家屋を失う世帯へは、1ヘクタールあたり1,430米ドルが補償される。代替え地との交換か、現金かは住民が選択し、現金を選択した場合は、速やかに振り込まれることになっている。
今回の建設事業によって立ち退きや移転を求められているのは、全体では4000世帯に上っており、ラオス政府は県ごとに補償を行っていくとしているが、首都ビエンチャンの調整が難航している。
中国によるラオス国内の高速鉄道建設は、60億ドルの予算で、2016年12月から工事が進められており、2021年度の完成を予定している。
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