Infoseek 楽天

偽善者 国民の不幸を利用する文在寅の魂胆

Global News Asia 2020年1月13日 12時15分

 2020年1月10日、文在寅大統領が、旧正月(1月25日)に合わせて、ギフトを送る予定だと言うことを、青瓦台が発表した。対象者は、各分野で国家のために献身した人や、社会的弱者だ。

 ギフトの内容は、マッコリなどの伝統酒や伝統菓子、トックク(韓国版雑煮)用の餅、各地の名産品3種類の詰め合わせ。このギフトは毎年行われている。昨年のギフトでは、マッコリの量は1回分、盃が対でつけられている。

 同封された挨拶文には、「お互いを応援し、家族を応援し、自分を応援しながら2020年、そして、新たなる100年の希望が始まることを願う」と記されている。さらに「私たちには、みな幸せになる権利がある」「平和と繁栄に向け、変わらず共に歩んでいく」とある。

 アフリカの豚コレラの防疫に当たった該当者や日本による輸出規制強化に対応した関係者。独島(竹島)布巾の会場で起きたヘリコプター墜落事故で殉職した消防士の家族や、国家有功者家族など。高齢者福祉や保育など社会福祉業務の従事者や国と社会の発展に献身した各界の重鎮。

 こうして書き出してみると、ギフトなどではなく、現金で支給された方が助かる対象者もある。また、ギフトという不特定多数に送るものは、同じメーカーの製品だったり、ギフトラッピングの業者など、特定の者だけに利益が落ちることも見逃してはならない。そして、貧困層だけでなく、裕福な民にも贈られると言う矛盾。

 このギフトをもらったことを隠したい人もいるはずだ。国民一人一人に配慮が出来ない、文在寅という大統領からは、ギフトを贈れば評価を得ることが出来るだろうという魂胆しか感じない。
【編集 : UH】

この記事の関連ニュース