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【コラム】ブンブン(文・文)は、韓国では? 中国

Global News Asia 2021年10月20日 6時0分

 直接文句を言うのを回避しているのだろうか、ブンと言えば、文で、韓国なのだが。中国が、台湾の外交部長に「ブンブン言っている」などとハエ呼ばわりした。

 中国と台湾は、元々は同じ国だった。第二次世界大戦後、毛沢東と蒋介石が袂をわけたという歴史上の分断がある。とてもざっくりだが、国連的というか国際的には、面積の広い方(毛沢東)を中国本家的にし、本家は台湾も(蒋介石)自国だと主張した。

 しかし、本家ではたくさんの争いがその後も続き、台湾は独自の自由国家を作った。もちろん、台湾からすると、本家は台湾になる。大きな国に遠慮した国際国家たちは、台湾を国と認めない。しかし、民間レベルでは各国ともほぼ交流がある台湾。
今までのオリンピックでは、二つの中国が存在したが、この7月に行われたオリンピックでは、台湾は台湾という一つの国家として入場行進した。

 台湾の方々は、もう、中国という国の名にこだわることはないとお考えではあるまいか。台湾という一つの国として、独立してもやっていける手ごたえを持っている。確かに、日本の自然災害などにおける台湾からの援助は、どこの国よりも早かった。

 中国が輸入拒否したおかげで、2021年日本人は、とてもおいしい台湾産パイナップルを食べられた(付け加えれば、台湾産バナナは、便秘にいい)。
いろんなことが、スピーディであり、セクシャルマイノリティーにも理解がある。

 中国は、台湾がアメリカという後ろ盾の元に「台湾独立」を狂ったようにブンブン言っているとしている。ちなみに、このブンブン、正式には「ハエがブンブンとむせび泣く」は毛沢東がソ連とアメリカを非難した時の言葉だ。つまり国としては一時代を築いた二大強国レベルに台湾独立を危惧している。

 受ける台湾側は「極度に低級な言葉」と一蹴にしている。国際的社会において前例のない言葉の暴力とも。「一つの中国」という原則は国際公認されてはおらず、台湾は中国の一部であったことはない」と毅然としている。

 アメリカが後ろ盾というのも気にはならないことはないが、今現在の中国と同化するよりも、素晴らしい未来があることは間違いないだろう。

台湾と日本、民間レベルでは友好国だ。

…あ、文ちゃんはお呼びじゃない、でした。
【編集 : fa】

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