北海道苫小牧市で、面識のない21歳の男性の顔や頭を複数回殴ってけがをさせたとして、親子と親戚の男あわせて3人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも苫小牧市内に住む、23歳の建設業の男、その父親で54歳の建設業の男、2人の親戚で46歳の会社員の男の3人です。
3人は、10月7日午後6時半ごろから午後9時半すぎまでの間、54歳の男の自宅などで、面識のない21歳の男性の顔や頭を複数回殴ってけがをさせた疑いが持たれています。
男性は皮下出血や打撲のけがで、全治1か月です。
警察によりますと、男性が3人に呼び出されて暴行を受け、その後、男性の関係者が警察に通報。
警察は、防犯カメラを調べるなどして、事件から1か月経った7日、3人を逮捕しました。
男3人と被害にあった男性は、この日が初対面で面識はなかったものの、共通の知人がいるということです。
警察の調べに対し、男3人は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、動機や経緯を詳しく調べています。