東京六大学野球リーグの慶大は12日、2025年の新幹部を発表した。エースでドラフト候補の外丸東真(3年=前橋育英)が同校の投手では2008年の相沢宏輔以来、17年ぶりの主将に就任した。2年秋には6勝0敗でリーグ優勝、明治神宮大会Vに貢献。昨年は大学日本代表入りと経験豊富なだけに「自分がやるしかないと思っていた。背負えるものを全て背負ってやりたい」と意気込んだ。
副将は「ポスト清原正吾」として「4番・一塁」の有力候補に挙がる長距離砲、今泉将内野手(3年=慶応)が担う。「最終学年ということで、チームの先頭に立って引っ張っていかなきゃいけない立場。今年はこの代の全員が、よりいっそうの覚悟を持ってチームを引っ張っていくという意識で、取り組んでいます」と気合をにじませた。
主務(筆頭マネジャー)は勝野淳(3年=慶応)が務める。「東京六大学100周年という節目の年に、チームが優勝できるよう頑張っていきます」と“縁の下”からチームを支える決意だ。