ロッテの鈴木昭汰投手が沖縄・石垣島キャンプの第1クール最終日となった5日、キャンプイン(1日)してからは初めてブルペン入りし、打者を立たせて44球を投げ込んだ。
鈴木は、昨オフに続いて今オフも鹿児島・奄美大島でパドレス・松井裕樹投手らと自主トレを実施。あこがれの先輩左腕・松井のフォークを参考に、決め球の習得に励んでおり、この日は手応えを感じた様子で「自分の感覚もいいので、もうちょっと良くなるかなとは思う。(理想は)落差の大きさというよりも、落ちるタイミングが遅く、まっすぐだと思ってくれるフォークですね。(習得はシーズンが)始まる前にはどうにかしたい」と、意欲を示した。
プロ4年目の昨季は救援で自己最多の51試合に登板し、2勝2敗5セーブ、27ホールドで防御率0・73と安定した成績を残した。目標の「2年連続の50試合登板」を狙う今季に向け、じっくりと調整を進めていく。