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【海外発!Breaking News】カバそっくり!? インド太平洋の暖流域海底に棲む可愛いイカ<動画あり>

TechinsightJapan 2016年12月28日 13時0分

まだまだ未知の生物だらけという海の世界。神秘的な海底に強く魅かれるという人は多い。そんななか、カリフォルニア州のある水族館が“カバにそっくり”という美しいイカが存在することを教えてくれた。

ゴツゴツした黒褐色の体を、それは派手に変化させる美しいミナミハナイカ(コウイカ目 英名:Flamboyant cuttlefish)について、「海底の可愛いカバ」と紹介したのはカリフォルニア州ロングビーチの『Aquarium of The Pacific』という水族館である。ミナミハナイカは四肢動物のような動きで海底を移動し、威嚇や興奮で背中の前方から後方に向かって白と黒の帯を交互に放つ。触腕を使って素早く獲物を捕らえるそうだ。

このミナミハナイカがカモフラージュの天才といわれるのは、体色ばかりではなく体の表面まで変化させるため。平で滑らかな時もあればゴツゴツと尖ってみたりもする。イカの脳は人間のそれと構造がよく似ているといわれるが、ドーナツ状の脳を持っていることがミナミハナイカの特徴だという。生息範囲はオーストラリア北部、ニューギニア、フィリピン、インドネシア、マレーシアを含むインド太平洋の非常に広い暖流域。こちらは23日、YouTubeに“Tiny underwater hippos”というタイトルで投稿されたその動画である。



出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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