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異形な「エイ」型の水中ドローン「マンタ」かなり巨大であることが明らかに 水中テストを終了

乗りものニュース / 2024年5月8日 8時42分

テスト中の「マンタ」(画像:ノースロップ・グラマン)。

予想以上にサイズは大きい。

多種多様な任務をこなすことを期待

 アメリカ国防総省管轄の軍用技術の開発および研究を行う機関である国防高等研究計画局(DARPA)は2024年5月1日、ノースロップ・グラマン製の新型無人水中航走体(UUV)である「マンタ」を水中試験を完了したと発表しました。

 いわゆる水中ドローンの一種でもある「マンタ」は、有人船や港から独立して活動できる大型水中ドローンを開発することを目的に、DARPAのプログラムの一環として2020年にスタートしました。4月8日にはノースロップ・グラマンが機体のノーズ部分をアップした画像を公開していましたが、正確な大きさや航行の様子は明らかとされていませんでした。

 水中航行テストは2024年2月と3月に南カリフォルニア沖で行ったとのことで、浮力、プロペラ、制御面など、推進と操舵のすべてのモードを使用した潜水操作を含む、海での流体力学的性能が実証されたとのことです。

 テスト機は、メリーランド州の製造所から小分けにして運ばれ、テストが行われたカリフォルニア州に到着した後に組み立てられたそうで、海軍施設の貴重なスペースを圧迫することなく迅速に世界中に配備できる可能性も高まったとのことです。

 なお、「マンタ」は一度配備されると、動力を使用しない浮力による航行のほか、海底に低電力状態で停泊しながら周辺の海域を監視することも可能です。この性能により海軍では多種多様な任務をこなすことが期待されています。

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