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【ドバイ紀行その5】デザートサファリへ 絶叫砂丘ドライブ! 砂漠のど真ん中でアラビアンBBQを堪能

TechinsightJapan 2018年1月26日 18時45分

~砂漠の世界へようこそ!~

迫力満点の砂丘ドライブとキャンプサイトでのアラビアンBBQ、シーシャにヘナペインティング…ドバイで一番人気のオプショナルツアーを体験してみました。実にスリリングでエキサイティング。とにかくオススメです!

記者達を乗せたSUV車は砂漠地帯に向かってぐんぐんと進み、ガソリンスタンドでたっぷりと給油するとラクダの繁殖や飼育にあたるキャメルファームを通過しました。そして砂丘のちょっとしたポイントでドライバーさんは車を停止。何やらタイヤの空気をいじっているようです。「プシューーッ」という音は一体なぜ!? ナニをしたんですか…!?



その後助手席に座った記者は、パキスタン出身だというドライバーさんと老いや輪廻転生など人生観をあれこれ語り合っていたのですが、ある時目の前にすごい上り坂が…。



こんな言葉とともにドライバーさんが豹変しました。「いいかい、人生にはこれからもエキサイティングなことがいっぱい待っているんだ。こんなのはどうだ~っ!?」



ギャーーーーーーッ!! ジェットコースターさながらの乱高下が始まったのです。下り坂での信じられないハンドルさばきで車はもう横転寸前。砂丘ドライブとはこれほどまでに豪快で破天荒なものだったのですね、予想外の楽しさでした。ラクダにも遭遇しましたよ!



そしてドライバーさんは沈む夕陽を眺められる絶景ポイントにSUVを停車。美しい夕陽とともにベストアングルから撮影してくれました。あ、内心少し心配していた腰痛もまったく起きませんでした。その後、砂漠のど真ん中に設けられたキャンプサイトに移動です。



タンヌーラを踊る男性、ものすごい回転で目が回らないのでしょうか。そして華やかでセクシーなベリーダンスを踊る女性を迎えると、お客さんは大興奮。会場は一気に盛り上がりました。いい感じでお腹が空き、アラビアンBBQがスタートです。



これはビュッフェ形式で遠慮はまったく不要。お肉も野菜もごはんも「好きなだけどうぞ」と言ってくれますよ。砂漠のど真ん中でよくぞここまで、と褒めたくなるほど本格的なお味でした。ソフトドリンクはフリー、アルコールは有料で販売されています。



上空にはきれいな三日月が。お腹もいっぱいになり、肌に美しい模様を描くヘナ・ペインティング(1週間から10日ほど持つ)にチャレンジです。30分ほどその部分が服などに触れないように気を付けて下さいね。記者はヤッてしまいました(泣)。



フレーバーがいっぱいというシーシャ(水タバコ=写真9枚目・左)のコーナーも大人気でした。お土産では、ガラスの小瓶に詰められたカラフルな砂が楽しい“名前入り”サンドアートが有名です。実はこのツアー、中東滞在経験を持つ家族からも「イチオシだよ! 絶対に楽しいから」と勧められていました。その時のお土産にこのサンドアートをもらっていたため、申し訳ないけれど今回は作り方のみ拝見です。なんとも緻密で巧みな作業。見事な砂さばき(瓶さばき?)でした。これは良い旅の思い出になりますね。

せっかく砂漠の国に出かけたのですから、まばゆい限りの夜景が広がる近未来都市ダウンタウン・ドバイから少し離れ、雄大な砂丘で非日常の体験をしてみたいものです。このツアーでは、創業40年の歴史を誇る「トラフコ(Travco L.L.C.)」さんの親切で知識も豊富な日本人ガイドさんにお世話になりましたが、ラクダはもちろんですが、オリックス、ガザール(鹿)、ヘビ、トカゲ、サソリといった野生動物と遭遇することもあるそうです。スケジュールはゆっくり午後の出発で所要時間は約6時間。料金もリーズナブルで裸足&サンダルでOKと、誰でも気軽に参加できるツアーだと感じました。

取材協力:ドバイ政府観光・商務局
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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