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【エンタがビタミン♪】嵐・大野智、吉本新喜劇・小籔千豊とリーダー談義「しめの挨拶だけは頑張れ!」

TechinsightJapan 2018年2月25日 15時30分

嵐のリーダー・大野智と吉本新喜劇で座長を務める小籔千豊が2月24日放送のバラエティ番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で共演した。番組のコーナー“隠れ家ARASHI”で大野がマスターとなり、小籔をゲストに迎えて「関東人が知らない、吉本新喜劇の世界」をテーマにトークを楽しんだ。

今年で59周年となる吉本新喜劇は、年間公演回数が1500回以上という。小籔から「365日、なんばグランド花月は開いてまして、昭和天皇が崩御された時だけお休みしました」「阪神淡路大震災があった時も公演はやってました」と聞いて大野も「うわ、すごいな」と実感していた。

その吉本新喜劇の座長に就任して13年目となる小籔が「根回しを絶対に忘れるな」とリーダー論を話す。大先輩の芸人たちと話して「やりたいことをやらんかい」と共感を得て下地を作っておけば、斬新なことにチャレンジする道が拓けるというものだ。

次に大野が自身の体験から「しめの挨拶だけは頑張れ!」とリーダーとしての心構えを示すと、「まったく一緒! 分かります!」と小籔も共感する。

嵐ともなれば数百人の関係者を前に挨拶することが度々あり、メンバー5人のうちリーダーの大野は最後に順番が回ってくる。事前に話すことを考えていても2人目、3人目でほとんど同じことを話されて困ってしまうのだ。

「一回、最初に松潤が全部言っちゃったことがあり、あとの4人がマジかという顔をした」と明かす大野。今では話すことが無くなっても「じゃあここは三本締めで」と締めるやり方を覚えたという。

それでも、上手くしゃべれない時には「噛んだりしたら、ちゃんとつっこんでくれるメンバーがいて良かった」と感謝するのだった。

トークが盛り上がった後、小籔が一昨年に始めたプロジェクトによるバンド「吉本新喜劇ィズ」を紹介した。

メンバーは小籔千豊(ドラム)をはじめ宇都宮まき(ボーカル)、松浦真也(ギター)、金原早苗(キーボード)、爆乳三姉妹(コーラス)そしてチャットモンチー福岡晃子(ベース)からなる。

まずは爆乳三姉妹(服部ひで子・森田まりこ・岡田直子)がショートコントを披露、とにかく「爆乳ーー!」と叫んで落とすネタが続き、大野を苦笑させた。

やがてバンドの準備が整うと、小籔が神妙に「おととしに大ベテランの井上竜夫さんという方がお亡くなりになりました。その方のことを歌った曲を今からやります。井上竜夫さんは“竜じい”と呼ばれてみんなから愛されてました。天国の井上竜夫さん、竜じいに捧げます」と挨拶して演奏に入る。

吉本新喜劇ィズのデビューシングル『Luck book new joy play?』(2017年11月1日発売)より『TATSU-G』を披露すると、神妙な挨拶とは打って変わりヘヴィメタルやパンクロックのような迫力だ。

それでも「タツジー! タツジー」と繰り返しながら「おじゃましまんにゃわーー!」「よっとせのこらせのどっこいさのせー!」と叫ぶ歌に「竜じい愛」が詰まっている。

大野智は傍らでパフォーマンスを目の当たりにして「ちょっとしんみりする系かと思ったけど、ブワーッと来たから、どういう顔して聴いていいか分かんないよ、いやすごかったな」と衝撃を受けていた。

バンドとしてもお笑いユニットとしても楽しめる吉本新喜劇ィズ。小籔千豊は「こんなビッグ嵐の番組でやれてよかったな」とメンバーに声をかけたが、これを機会にメディア出演が増えるかもしれない。

画像は『岡田直子(吉本新喜劇) 2018年2月25日付Twitter「昨日「嵐にしやがれ」をご視聴くださいました皆様、「嵐にしやがれ」関連のツイートをRTしてくださいました皆様、本当に……ありがとうございました(大声)!!」、2018年2月18日付Twitter「あの日、直前まで夢にしか思えなかったけどスタジオ入った瞬間に現実感出て震えたなぁ…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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