Infoseek 楽天

【エンタがビタミン♪】X JAPAN Toshl×NMB48山本彩 圧巻のコラボに秋川雅史「ぞくぞくっときた」

TechinsightJapan 2018年6月22日 13時18分

中居正広と渡辺麻友がMCとMCアシスタントを務めるTBS系の音楽バラエティ番組『UTAGE!夏のリクエスト祭り』が6月21日に放送された。リクエストにもとづく様々な名曲を総勢23組のUTAGEアーティストたちがパフォーマンスするなか、“宿題コーナーリクエスト”でNMB48の山本彩はX JAPANのボーカル・Toshlとコラボすることになった。

彼女がアコースティックギターでX JAPANの8枚目シングル『Say Anything』(1991年)を弾いて、Toshlのボーカルをどこまで熱くさせることができるかが課題だ。

しかし事前リハーサルでは、まるで囁くように歌って合わせたToshl。山本へのアドバイスは「ノリで」「パッションで」というイメージ的なものだけだった。

昨年の『UTAGE!』でギターで弾き語る山本彩を見て、「何かひたむきさとか、純粋さとか、まっすぐな気持ちがそのままギターに乗って、それが儚くもあり、危うくもあり、逆に力強くもある」と感じたという。今回のコラボではそんな良さを引き出そうと考えてのことだ。

本番では山本のギターに乗せて情感たっぷりに『Say Anything』を歌い出す。少しずつ2人の息が合っていくなか、中盤にアカペラで歌い上げてからはさらにボーカルが熱を帯びてギターもヒートアップ、スタジオを感動の渦に包む。

パフォーマンスを終えて中居から「この歌をずっと歌い続けているけど、いろいろな思いもあったのでは?」と聞かれたToshlは、「『UTAGE!』のステージで歌わせていただくのは特別な場でもありましたので…」と感慨深げに答え、山本とのコラボを「こうして次世代のアーティストと一緒にやれることが何より幸せ」という。

一方で山本は「“パッションで”って言ってくださった意味が今やっと初めて分かりました。後半につれてノッていきました」と充実感溢れる表情で話した。

ゲストのテノール歌手・秋川雅史が「(Toshlが)本番で見せたアドレナリンのエネルギーを、彼女が感じ取って自分もついていこうというエネルギーにしたあの瞬間、ぞくぞくっときました」と明かすように、それがToshlの狙いだったようだ。

彼は番組エンディングに流れたコメント映像で「こちらがロックのスピリットを出していくと、それに呼応するようにギターで絡んできてくれるんじゃないかと、2人の相乗効果で思い切りパワーが爆発するんじゃないかなと思った。その通りになりました」「初めてのぶつかり合いでしか生まれない、ノリとパッションがあると思うので、そういった意味では大成功」と語っている。

山本も「魂の歌を聴かせていただいたような感じで、本当に演奏させて頂いて光栄だなと1秒1秒思いました」と話しており、貴重な体験となったのではないか。

中居正広が全体のまとめで「アーティストの皆さんが培ってきたものを一回リセットして新しいものにする」「何とか成功させようと思うから辛い練習も耐えることができる、凄いなと思いますね」というように、他にも予想以上にハイレベルなパフォーマンスが多かった。

普段はコラボしないような相手とボーカルやダンス、楽器演奏にチャレンジ、しかも本番で失敗してもやり直せない。その緊張感から思わぬ結果を生み出す。それが『UTAGE!』の面白さであろう。

画像は『Toshl(龍玄とし) 2018年6月15日付Instagram「#龍玄とし #怒涛の #テレビ #出演」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

この記事の関連ニュース