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【エンタがビタミン♪】滝沢カレン×王林×丸山桂里奈 おバカ発言から分析、誰が真の“天然”?

TechinsightJapan 2019年8月9日 15時50分

モデルの滝沢カレン、アイドルグループ・りんご娘の王林、元女子サッカー選手でタレントの丸山桂里奈という“おバカ”キャラ3人が、8月6日放送のトークバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』にゲスト出演した。この3人が共演することは珍しく、それぞれの発言の特徴に注目しながら天然度の差やキャラクターの違いを分析してみたい。

『さんま御殿』によく出演する彼女たちは他のバラエティ番組でもやはりおバカな発言で楽しませてくれるが、そのトーク内容にはそれぞれの個性というか癖があるようだ。

王林が所属するアイドルグループ・りんご娘は青森県弘前市を拠点に活動しており、津軽弁で話すのが特徴だ。王林もルックスと津軽訛りのギャップがチャームポイントである。

そんな彼女がバラエティでトークする時には、“捻った”表現や言葉を用いることが多い。今回の『さんま御殿』では「私たちって人間じゃないですか、私も人間として生きていきたい」と切り出してさんまをポカンとさせてから、「呼吸は個人個人がするもので、共有されたくない」「息を吸う時に隣で同時に呼吸されると、私がいっぱい吸った感覚になって心臓が破裂しそうに感じる」との趣旨を話している。

他にも「何に生まれ変わりたい?」と問われて「私の希望ですか?」とさんまのタイミングを外してから、「とある底の板…タイルです」「さんまさんが踏んでいるやつです」と意外な展開で笑わせた。

王林は最初に「え?」と思わせたうえで、さらにトークの内容に“捻り”を加えて広げながら、結局最後まで周りが理解しきれない不思議な感じで進める傾向にあるようだ。

丸山桂里奈の場合は「カニを食べに行った時に、話してはいけないという自分のルールを持つ元カレが、私が話している時にカニの爪で『×』を作って制した」と話しており、他の出演回でも元カレのエピソードが少なくない。

今回は「カッパを信じない人は悪い人」との持論を語り、「カッパは緑で、好きな食べ物はキュウリと皆知っている。なのに信じないのはいい人と思えない」と説明したところ、さんまに「カッパが緑というのは最初に空想した人が言ったからやろ?」と指摘されても「たぶんそれは違いますよね」と否定する。

さらに「信じている人は成し遂げた人が多い。私たちなでしこジャパンでもメンバーは皆…聞いてはないですよ…でも信じてたし、夢があったり可能性を信じる人はいい人」と強引に進めて笑わせるも、さんまが「そうか夢がある人はいい人ってことやな、ETとか…」と寄せたのに「ETは信じない、居ないです、物語だから」と返した。

丸山桂里奈はどちらかと言えば王林よりも話している内容が伝わってくるが、辻褄が合わなくてもマイペースで強引に結論付ける展開が面白みだろう。

そして滝沢カレンは「棒状の棒」など少し変わった日本語で笑わせるが、エピソードの内容は意外にしっかりしている場合が多い。

今回は「10人くらいでお店に入ったところ、いろんな性格の人がいて、2人で喋ってる人がいれば、1人で喋ってる人もいて」と話し、さんまから「1人で喋ってるってどういうこと?」と突っ込まれていた。

彼女が意に介さず続けると「ある人が、ナン屋さん(カレー屋でナンがメニューにある)だったので『よし、せっかくだから何でもナンでも頼んじゃって』と私たちをまとめようとしてダジャレを言ってくれて、すごいいい人だと思った」というエピソードだ。

「それで、皆が笑ってまとまったのか?」と聞かれた彼女は、「その人が自分で笑っただけですけど、一気にまとまったんです」と明かして笑いが起きた。それでも冷静に状況を思い浮かべると、ほっこりとするエピソードではないか。



こうして比較すると、王林はネタをどのように広げようと考えながらトークしているように思え、丸山桂里奈は「カニの爪」や「カッパ」といった面白そうなテーマを用意している感じだ。対して滝沢カレンは、真面目に感心したエピソードを伝えようとしながら、おかしな日本語や解釈になってしまい笑いに繋がるのだから最も“天然”と言えそうだ。

これからも彼女たちがバラエティ番組に出演していたら、それぞれのトークにどのような特徴があるのか注目するとより楽しめるのではないだろうか。

画像は『滝沢カレン/karen takizawa 2019年8月6日付Instagram「みなさんにこんにちは 本日はまたまたご報告です」』『RINGOMUSUME OURIN 2019年8月6日付Instagram「#さんま御殿 ありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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