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【エンタがビタミン♪】高橋一生と濱田岳が一触即発? “気遣い大名”星野源が仲裁役

TechinsightJapan 2019年8月30日 19時50分

映画『引っ越し大名!』の公開初日舞台挨拶が30日に都内にて開催され、主演の星野源をはじめ、高畑充希、高橋一生、及川光博、濱田岳、そして犬童一心監督が登壇した。「キャストの仲が良かったので、暑い炎天下でも撮影できた」と振り返った星野だが、特に星野、高橋、濱田の3人はよく一緒に話をしていたようだ。通常は和やかにトークが展開される舞台挨拶だが、今回は高橋と濱田が一触即発かと思わせるような場面があった。

6年ぶりの主演映画となる星野源は、冒頭「本日インスタグラムを始めました星野源です!」と挨拶。「撮影から1年半まではいかないですけど、それぐらい開いたので待ちに待った初日です。嬉しいです」と喜びを露わにし、「小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまでどんな人も楽しめて観るべき、観て楽しい活劇時代劇だと思う」と手応えをうかがわた。特に星野、高橋、濱田は現場で仲良くしていたようで、及川光博によると「わちゃわちゃ」という言葉がぴったりだったという。犬童監督も「撮影中もこの3人が男同士でずっと笑顔で話しているんですよ。僕が近づいたときはスピーカーの話をしていました。スピーカーの話だけであんなに笑顔になるんだと…」と大変驚いたそうで「撮影中にそのこと(3人がいつも笑顔で話していること)が印象に残りました」と語ったほどだ。



濱田岳は「一生さんとは何作もご一緒していますし、おふたりとも優しいお兄ちゃんで、2人からゲームの話を教えてもらいました。僕、ゲームやらないんで、そんなに…だったんですけど。そこは年功序列とかいろいろあるので、『今度買ってみます』と適当にやっていました」と打ち明けた。濱田がゲームに興味ないことに気づかなかったという星野は「(濱田の)演技がうまいんでしょうね」と感心したが、高橋は「何作かやってるとわかってきますよ。この野郎の…」と返し、これに濱田が「みんないるんだから、この野郎ってどういうことなのかな」とクレームをつけ、高橋は「ごめんごめん」と何回も謝った。星野は「これがずっと行われています」と何事もなさそうに現場の様子を明かした。



トークではキャストを「〇〇大名」と例えるというお題が出された。濱田は何大名か聞かれた高橋は「(濱田は)難癖大名。難癖ばかりつけてきて僕は現場でずっと岳ちゃんに怒られていてばかりだったんで、委縮して委縮して、お芝居がなかなか…」と本当か冗談なのか分からない発言をすると、濱田は「そういうやり方なんだな。よっしゃ、分かった」と応じ、高橋も「やってみろよ、じゃあ」と挑発。これに濱田が「絶対覚えとけよ」、高橋「あとでちょっと」、濱田「よし、のぞむところだ」とまさかの展開に、司会者も「すごいステージ。こんなステージを味わったことないですけどね」とたじろいだ。



この「難癖大名」について濱田は「心外ですよ。横でブーブー言ってるからそこを拾ってあげて…」と説明すると、今度は高橋が「あ、そうきた。なるほどねー」とうなった。濱田が「変な空気にならないように僕は気を遣っていたわけですよ」と補足すると、高橋はぶっきらぼうに一言「ありがとう」。濱田は「これだよ。参っちゃうよな。まあ、いいですわ。難癖大名で結構ですよ」と言い放った。そこで司会者が星野の意見を聞くと「そうですね。今、どっちも言っていることは正しいです」と冷静に判断し、濱田は「今、源さんいなかったら僕ら炎上してましたもんね。(星野は)気遣い大名だ。助かったわ」と及川から「気遣い大名」だと言われていた星野に感謝した。最後のフォトセッションでも隣同士になった高橋と濱田は小突き合うなど、最後までどこまで本気なのか謎のまま降壇した。



舞台挨拶では樽の中に日本酒ではなく引っ越しそばが入った鏡開きを登壇者が行った。割った樽からそばを箸にとった星野は「僕がよくやっているCMの感じがする」と笑わせた。同作は、書庫にこもりっきりの引きこもり侍の片桐春之介(星野源)が主人公。片桐はある日、藩主の松平直矩(及川光博)から姫路から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。総勢10,000人、距離600km、予算なしの超難関プロジェクトを成し遂げることはできるのか。高畑充希は前・引っ越し奉行の娘、高橋一生は豪快な幼馴染で武芸の達人、濱田岳は勘定頭を演じている。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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