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【海外発!Breaking News】“不機嫌なしかめっ面”で誕生した赤ちゃん「完璧な出産のはずだったのに」と母(英)

TechinsightJapan 2021年3月22日 21時50分

3人の子を緊急帝王切開で出産した女性が、「4度目の出産だけは取り乱さずにリラックスして産みたい」と念入りに準備し、写真を撮られることも想定して完璧な状態で出産に臨んだ。しかしそんな母心を知ってか知らでか、生まれてきた赤ちゃんはあまりにも“不機嫌なしかめっ面”で誕生したという。『The Sun』『Metro』などが伝えた。

英ランカシャー州プレストン在住のステイシーさん(Stacey)は2018年10月、地元のロイヤル・プレストン病院でジャージー・リーミングちゃん(Jersey Leeming)を出産した。

ジャージーちゃんは4人目の子供で、ステイシーさんは「これで最後だからリラックスして産みたい」と医師に相談し、念入りに準備をしてその日に備えた。というのもステイシーさんのこれまでの3回のお産はどれも想定外だったのだ。

ステイシーさんは「長女は8週間も早く生まれ、長男の時も緊急事態になり、次女だけは普通分娩かと思いきや合併症で、結局3人とも緊急帝王切開になったのです。それに長女と次女の時に私は麻酔下に置かれ、子供たちと面会できたのは出産後少し経ってからでした」と3回のお産を振り返り、こう続けた。

「だからこそ4人目のジャージーだけは、今までのように慌てないように“穏やかな帝王切開(gentle c-section)”を希望し、誕生後は裸のまま赤ちゃんを胸に抱く“早期母子接触(STS)”をお願いしたのです。」

「また完璧な写真のため、私は直前に身体にスプレータンニングをし、ワックスとティントをして眉毛を整え、つけまつ毛で完璧に仕上げました。女の子が生まれると分かっていたので、ネイルもピンクで決めたのです。」

「当日、分娩室にはラナ・デル・レイの楽曲『Video Games』が流れ、今までにない穏やかな時が流れていきました。私は以前の出産があまりにも大変だったので最悪のケースも考えましたが、全てがスムーズで完璧だったのです。今思えば、人生でなかで最高の経験だったと思います。」

「そしてジャージーが誕生すると、あの場にいた誰もが感動し笑顔になりました。ただジャージーだけは、不機嫌なしかめっ面をしていたのです。」



ジャージーちゃんが姿を現すまで全てが完璧だったというステイシーさんの出産だが、やはり主役は赤ちゃんである。

ステイシーさんは「最初にジャージーの顔を見た時は、可笑しくて笑ってしまったほどです。ずっと快適な子宮の中で過ごしていたのに、急にまぶしい光の中に引っ張り出されたんですから、ジャージーの気持ちも理解できますが。ジャージーは下唇を出して、明らかにむっつりとしていましたね。その後にパンデミックがやってくるのをまるで知っていたかのような、そんな顔でした。ただジャージーは大声で泣いた後に怒りの表情が消え、私の腕の中で7時間も寝ていたんですよ」と笑った。



そんなジャージーちゃんも今は2歳5か月になり、ステイシーさんは末っ子の娘についてこんなふうに語った。

「ジャージーは兄姉に負けじと張り合い、今でも時々、あの時の不機嫌な顔を見せてくれます。それに『どこからそんなパワーが出てくるの?』というくらい元気なんですよ。今はまだよく寝てくれますが、もう少し成長したら夜遅くまでなかなか寝ずに走り回っているような、そんなタイプの子になりそうですね。」

画像は『The Sun 2021年3月19日付「LOOK WHO’S SULKING Newborn emerges into world for first time pulling grumpiest face possible - and mum says she’s still grumpy two years on」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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