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【海外発!Breaking News】代理出産母として5人の子を産んだ4児の母親「世界で最高の仕事」と10回目の出産を希望(英)

TechinsightJapan 2022年1月11日 21時50分

あるテレビ番組がきっかけで代理母となることを決意したイギリス在住の女性が、10人目の出産に向けて準備を始めたというニュースが届いた。4人の子を持つ母親でありながら、これまで5人の赤ちゃんを代理出産したその女性は「代理出産は世界で最高の仕事」と語っている。『The Daily Star』『The Mirror』などが伝えた。

英ハダーズフィールドに住むローラ・マッカーシーさん(Laura McCarthy、33)は、4人の子供を育てる母親でありながら、妊娠できないカップルを助けるためにこれまで5人の赤ちゃんを代理出産した。

妊娠はいずれも体外受精によるもので、両親となる人の卵子と精子からできた胚をローラさんの子宮で育てて出産したという。そのため遺伝子的に彼女との親子関係は認められない。

ローラさんは代理出産のやりがいについてこう語っている。

「私にはエイプリル(April、13)、ローワン(Rowan、11)、エイダ(Ada、6)、エイラ(Eira、2)という4人の子がいます。上の2人を出産した後、あるテレビ番組がきっかけで代理母になろうと決意しました。それを見て親子の間には無条件の愛が存在すると感じ、愛する子供たちがいる私はとても幸運なのだと思ったんです。もし親になりたいと願う誰かを助けることができるなら、そうしたいと。その人も自分の子供に無条件の愛を感じてほしいと思ったのです。」

「私は母親になることが大好きだし、代理出産は世界で最高の仕事だと思っています。誰かの夢を叶えるためのお手伝いができることはとても幸せです。生まれたばかりの赤ちゃんをお渡しする時が本当に感動的で、両親の腕に抱かれた赤ちゃんを見ていると無条件の愛を感じることができるんですよね。その瞬間に立ち会えることは、とても価値のあることだと思います。この感覚は少し中毒性があるかもしれませんね。」

子供たちが大きくなった時に自分がどのようにして生まれてきたか、より詳しい情報を伝えるため各家族とのコミュニケーションは欠かせないと話すローラさん。11年前に初めて女児を代理出産し、8か月前には別の家族の双子を出産したというローラさんは現在、次の代理出産に向けて準備を進めているそうだ。

「次は卵子提供を受けて父親になりたいと希望している独身男性のお手伝いをしたいと思っています。これまで我が子を含めた9人の赤ちゃんを産んできましたが、10人目を産むために体重を5ストーン(約32キロ)落とし、11ストーン(約70キロ)まで減量しました。太りすぎはリスクになりますからね。」

またローラさんは代理出産にまつわる誤解を解き、今後もできるかぎり誰かの助けになりたいとしてこのように述べている。

「代理出産でたくさんお金がもらえると勘違いしている人がいます。でもイギリスの法律では、交通費や薬、マタニティー衣類などの費用以外で代理母に報酬を支払うことは禁止されてます。『それじゃ何のためにやっているの?』と聞かれることもありますけどね。代理出産はサービスではないので、広告を出すこともできません。」

「代理出産を始めた当初、多くのことを誤解し心配していた家族も今では全面的に協力してくれるようになりました。特に母は一番の理解者です。私はこれからも人々が家族を持つための手助けを続けたいと思っています。しかし妊娠に支障をきたすようになったり、健康上の問題が生じたり、出産がうまくいかなかったりした場合にはそれが区切りになるでしょう。4人の子供たちの母親は私だけですから。」

なおこのニュースについて、世間からは次のようなコメントが寄せられている。

「なんて優しい心の持ち主なんだろう。夢を叶えてくれてありがとう。」
「人のために何かをするのは素晴らしいことだけど、報酬なしで自分の体を酷使するなんてちょっと信じられない。」
「実際にはもっとお金をもらっているんでしょ?」
「これは報酬が支払われるべきなのでは。」

画像は『The Daily Star 2022年1月8日付「Mum, 33, ‘addicted to being surrogate’ wants to have 10th baby for single man」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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