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【海外発!Breaking News】雨水排水管にカメラ付きロボットを投入、内部にいた生き物に驚きの声(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年5月16日 5時0分

米フロリダ州では、ワニが州全域に生息していることから「下水道にもワニがいる」という冗談がよく言われている。この言葉は都市伝説と考えられていたが、その真実が明らかになった。雨水排水管を調査するため、カメラ付きロボットで内部を確認していた際に捉えた驚きの映像を、米ニュースメディア『New York Post』などが紹介した。

米フロリダ州セミノール郡オービエード市にあるロックウッド大通りでは最近、相次いでクレーターが出現している。通行の妨げとなるクレーターの原因を突き止めるため、当局の職員らはカメラ付きの4輪ロボットを使って、道路の下にある雨水排水管に異常がないかを確認することにした。

このカメラが捉えた映像は同市のFacebookに公開されたが、2つの光る目がこちらを凝視している光景から始まっている。ロボットが前進して近づいていくと、光る目の持ち主は立ち上がって後ずさりし始めた。実はこの生き物、体長1.5メートル(約5フィート)のワニだった。ロボットが近づくと、ワニは慌てて後ろに下がって一定の距離を保ち、停止したロボットをじっと見つめて様子をうかがっている。ロボットが再び前進してワニにぶつかると、ワニは方向を変えて急いで奥へと向かった。ワニは後ろを振り返ってロボットの様子を確認しながら、さらに奥へと進んでいったところで映像は終わっている。

同市は投稿の中で、「最初はヒキガエルだと思っていましたが、ワニが振り返った時に長い尻尾が見えたので、そのまま追いかけました。ロボットが行き詰まって動けなくなるまで、約100メートル(約340フィート)ほど後を追いました。雨水排水管に迷い込まない方がいい理由がまた1つ増えましたね。ロボットがあって本当に良かったです」と説明している。

予想外の場所にいたワニの姿について、コメント欄では「これはちょっと怖いね」「出口を探して彷徨っていたのかも」「ニューヨークの地下鉄よりは安全じゃない?」「どうやって中に入ったんだろう。外に出られるのかな?」など、様々なコメントが寄せられた。

ワニが雨水排水管に侵入した経路について、オービエード市は「嵐の際に洪水を防ぐために使用される、雨水貯留池の1つから入って来たのではないかと考えています」と述べており、「人がワニと遭遇しなくて良かったです」と付け加えた。

ちなみに米フロリダ州魚類野生生物保護局によると、フロリダ州には130万頭以上のワニが生息していると推定されており、今年3月には体長2メートル以上の巨大なワニが金属製の柵を押し曲げながら進む姿が撮影され、人々を驚かせていた。



画像は『City of Oviedo - City Administration 2023年5月9日付Facebook「You’ve heard of Snakes on a Plane?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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