新型コロナウイルスや半導体不足の影響で、クルマの納期が遅れる傾向があります。くるまのニュースでは「クルマの納期」に関するアンケート調査を実施。ユーザーからどういった意見が寄せられたのでしょうか。
■クルマの納車、どれくらいまで待てる？
新型コロナウイルスや半導体不足などの影響で、世界的にクルマの納期が遅れる傾向にあります。
そこで今回、くるまのニュースで「クルマの納期」に関するアンケート調査を実施。ユーザーからどのような意見が寄せられたのでしょうか。
例えばトヨタは、車種ごとの工場出荷時期をウェブサイト で公表しています。
これによると、2022年1月に発売されたミニバン「ヴォクシー」は、ガソリン車は3か月程度、ハイブリッド車は6か月程度、同じくミニバンの「アルファード」は3か月から4か月程度。
コンパクトSUV「ヤリスクロス」は6か月以上などとなっています（すべて2022年3月11日時点）。
このように納期は車種によっても異なりますが、「あなたは納車にどれくらい待てますか？」という質問では、「3か月」が40.7%、「6か月」が44.5%という結果となっています。
3か月と回答したユーザーは、その理由について「自分の納車が3か月ぐらいだったから」「季節をまたぐのは嫌だ」といった意見や、「その時必要だから購入しているので半年以上待つのはありえない」「高い買い物なので早く欲しいのと、やはり生活必需品だから」など、すぐに利用したいユーザーの声が見られました。
その一方で6か月と回答したユーザーからは、「今の時代だと人気車だと大体これぐらいのイメージ」といった妥当と感じている声や、「納車を待っている間に欲しいクルマが出たりマイナーチェンジしそうなので」「半年超えると気持ちが変わっている可能性がある」という声がありました。
このほか「1か月」は14.8％で、「あまりにも長い納期は待てない」「すぐに使えないのは意味ない」など、すぐに利用したいために早い納期が良いと回答しているユーザーもいます 。
自由回答のなかには、「次回の車検まで」「好きなクルマなら1年でも2年でも待てるからそのクルマによる」との回答も見受けられています。
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回答のなかには「現在の愛車が7年半かかったので、はじめから分かってるなら3年くらい待てる」と、長期的に待つことができると回答しているユーザーの声もありました。
今回のアンケート結果で、納車時期はユーザーの利用用途や自身の欲しかったクルマなど、その時の購入理由などによっても異なるようです。